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ロハスの池プロジェクトが高大連携の取り組みへと発展しています

高校生も参加!研究活動の環を広げ、地域の人々が集う場所を目指す

日本大学東北高等学校理科部のみなさん

 ロハス工学センタープロジェクト「古川池の持続可能な防災親水公園化プロジェクト(通称:ロハスの池プロジェクト/リーダー:土木工学科 手塚公裕准教授)」では、地域にある古川池の治水対策や環境整備に関する研究活動を行っています。4年目を迎えた本年度からは、近隣の日本大学東北高等学校理科部と園芸部、帝京安積高等学校理科研究部、あさか開成高等学校の水環境の保全に関心のある生徒も参加し、地域全体の取り組みへと発展しています。

 高校生たちは大学生とともにロハスの池で様々な植物を栽培しながら、水質環境の調査を進め、徳定川・古川池清掃活動にも参加して大いに活躍しています。



 生徒達が各自選び育てた苗を、帝京安積高校理科研究部は5月9日(木)、あさか開成高校は5月14日(火)、日本大学東北高校理科部は5月24日(木)、園芸部が6月17日(月)に植生浮島に設置。設置作業時は土木工学科 中野和典教授が帝京安積高校理科研究部・あさか開成高校、手塚准教授が日本大学東北高校理科部・園芸部の指導にあたりました。今後は苗の生育と水質の状況を見ながら、植生浮島の効果についても検証していきます。生徒たちは、中野教授や手塚准教授、大学生から指導を受けて実際のフィールドで体験する中で、身近な環境問題への意識も高まっているようでした。

帝京安積高等学校理科研究部のみなさん


日本大学東北高等学校園芸部のみなさん

あさか開成高等学校のみなさん



 「これから本格的な実験が進んでいくので楽しみです!」、「初めて胴長を履いて池の中に入り驚きもありましたが、楽しかったです!水の環境や富栄養化についても知れて、なかなかできない体験でした」と高校の授業では味わえない貴重な経験にワクワク感を募らせています。

 さらに実践的な高大連携の探究活動を広げ、地域とともに環境保全の推進に努めて参ります。