教育研究上の目的に関する情報
日本大学の目的及び使命
日本大学は、日本精神にもとづき、道統をたつとび、憲章にしたがい、
自主創造の気風をやしない、文化の進展をはかり、世界の平和と人類の福祉とに
寄与することを目的とする
日本大学は、広く知識を世界にもとめて、深遠な学術を研究し、
心身ともに健全な文化人を育成することを使命とする
教育理念
日本大学の教育理念は「自主創造」です。
日本人としての主体性を認識し、 その上でグローバリゼーションに対応できる世界的視野で物事を捉え、それぞれが学ぶ領域や活動体験を生かし 「自主創造」の気風に満ちた人材の育成を目指します。
工学部の人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
基礎教育の徹底により、工学の基礎力を修得し、自主的に考察し判断できる発想力及び解析能力を培う。 さらに、工業技術が社会と環境に及ぼす影響を理解することにより、高い倫理観をもって調和のとれた持続可能な社会の実現に貢献できる人間性豊かな技術者を養成する。
また、教育研究活動を通じて地域環境の保護と健康的な生活に工学の立場から寄与し、その成果を社会と地域に還元する。
土木工学科
社会基盤や環境の保全と防災力の向上、資源の循環など、これからの社会システムの基本とすべき事柄を正しく認識した上で、ものづくりに関する基礎技能、自然環境との共生を図る意識及び高い倫理観を有し、社会基盤の整備に実践的に従事できる人間性豊かな技術者を養成する。
建築学科
建築学に関する幅広い知識と、専門性の高い技術、さらに創造力豊かな芸術性を修得して、広く地域社会に通用する協調性のある人間性を身に付けるとともに、建築が果たすべき社会的使命としての倫理観や責任感を持った、実践力や指導力のある建築技術者、建築士、デザイナー、研究者、公務員、教員などの人材を養成する。
機械工学科
機械工学の基礎と専門分野の知識と技術の修得に重点を置き、機械と人間、社会、自然との関係を深く理解し、地球環境保護、エネルギー・資源再利用などの課題に対応でき、健康で持続可能な暮らしを実現するための知識を身に付けた機械エンジニアを養成する。
電気電子工学科
電気電子技術に関して社会貢献できる能力と物事を総合的に判断し得る能力を養うと共に、課題解決のためのチームワーク力と論理的思考力を身に付けることによって、今後の社会環境の変化により生じる新たな要望に対して良識ある倫理観をもって対応でき、かつ国際的視野に立って活躍するために必要なコミュニケーション能力に秀でた第一線で活躍できる情報通信・電気・電子分野の技術者を養成する。
生命応用化学科
21世紀を切り開く持続可能な社会システムの実現を目指し、生命・材料・環境等に関わる化学の応用分野の幅広い知識及び実験技術を修得し、高い倫理観と問題解決能力を有する人材を育成することで、生命や環境に配慮した化学製品や医薬品などの開発・生産・普及活動及び環境保全・リサイクル活動等に従事・貢献できる応用化学・環境化学・生命化学の技術者、教員、公務員、研究者等を養成する。
情報工学科
情報社会の基盤づくりに貢献できる技術者となるために、自然科学の知識を基礎として、プログラミング、ネットワーク、計算機システム、メディア処理、情報解析などの情報処理に関する基礎技術を修得し、問題を論理的に分析し目標の実現を図る論理的思考能力と実務処理能力を身に付け、他者との的確なコミュニケーション能力を有する人材を養成する。
卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)
工学部(学士(工学))の卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)
学科の卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)
土木工学科 建築学科 機械工学科 電気電子工学科 生命応用化学科 情報工学科教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
工学部(学士(工学))の教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
学科の教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
土木工学科 建築学科 機械工学科 電気電子工学科 生命応用化学科 情報工学科入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)
工学部
日本大学工学部は、日本大学の教育理念である「自主創造」の気風に満ち、自主的に考察して判断できる発想力と解決能力を持つ技術者を養成します。さらに、工学部が提唱する「ロハス工学※」を理解し、調和のとれた持続可能な社会の実現に貢献できる人間性豊かな技術者の育成を目指します。
そのため、工学の各専門分野の知識や技術を修得する意欲を持ち、様々な分野で幅広く、グローバルに活躍することを意識している次のような人材を求めています。
- ①本学部のカリキュラムを学修する上での基礎となる知識・技能として高等学校等における学習内容を理解している者。
- ②自ら考え、行動・創造するための思考力・判断力・表現力等の能力を有し、高い倫理観とグローバルな視点を持つ、人間性豊かな技術者になる向上心がある者。
- ③基本的なコミュニケーション力を有しており、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ意欲がある者。
また、その入学者選抜に当たっては、知識・技能、思考力・判断力・表現力などの能力や、多様な入学者とともに協働して学修する意欲を多面的に評価するために、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜など、以下に示す様々な方式により選抜します。
※ロハス工学:健康で持続可能な社会実現のために、「人の心と身体、地球にやさしい生き方」を支える工学的技術を研究開発すること。また、それを目的とした学問のこと。
一般選抜
一般選抜は、主として上記①および②の条件を重視し選抜する入学者選抜方式です。本学部の一般選抜では、(1)一般選抜A個別方式、(2)一般選抜CA共通テスト併用方式、(3)一般選抜N全学統一方式(第1期・第2期)(4)一般選抜C共通テスト利用方式(2教科型)、(5)一般選抜C共通テスト利用方式(4教科型)を実施し、入学者の選抜を行っています。それぞれの一般選抜において、入学後の学修に必要な知識・技能・思考力・判断力・表現力を有している人を学力選抜によって選抜します。
(1)一般選抜A個別方式
当該一般選抜は、入学後の学修に必要な知識・技能および思考力・判断力・表現力などの能力を評価するために、数学と理科(物理・化学・生物)を選抜科目としています。また、入学後にグローバルな視野を持つためには外国語、特に英語の修得が肝要であり、各学科の工学専門科目を学修する上で、英文の読解や英語を使用した表現記述も必要なことから、英語を選抜科目としています。以上の選抜科目の結果を通して、入学後の学修に必要な知識・技能を有しているかを総合的に評価します。
(2)一般選抜CA共通テスト併用方式
当該一般選抜は、大学入学共通テストの1教科の結果と本学部独自に作成した問題の結果を併用する入学者選抜方式となります。入学後の学修に必要な知識・技能や、思考力・判断力・表現力などの能力を評価するために、大学入学共通テストの理科(物理・化学・生物)を選抜科目としています。入学後にグローバルな視野を持つためには、外国語、特に英語の修得が肝要であり、各学科の工学専門科目を学修する上で、英文の読解や英語を使用した表現記述も必要なことから、大学入学共通テストの英語を選抜科目としています。また、多様な入学者とともに協働して学修するために必要なコミュニケーション能力および表現力について評価するために、大学入学共通テストの国語も選抜科目としています。さらに、入学後の学修には、本学部のいずれの学科においても高等学校において学習する数学の知識が重要であるため、その能力を評価するために、数学については本学部独自に作成した問題を使用し、選抜を行います。以上の選抜科目の結果を通して、入学後の学修に必要な知識・技能を有しているかを総合的に評価します。
(3)一般選抜N全学統一方式(第1期・第2期)
当該一般選抜は、日本大学の複数学部を併願することが可能な入学者選抜方式であり、本学部への入学を希望する学生については、入学後の学修に必要な知識・技能および思考力・判断力・表現力などの能力を評価するために、数学と理科(物理・化学・生物)を選抜科目としています。また、入学後にグローバルな視野を持つためには外国語、特に英語の修得が肝要であり、各学科の工学専門科目を学修する上で、英文の読解や英語を使用した表現記述も必要なことから、英語を選抜科目としています。以上の選抜科目の結果を通して、入学後の学修に必要な知識・技能を有しているかを総合的に評価します。
(4)一般選抜C共通テスト利用方式(2教科型)
当該一般選抜は、大学入学共通テストの2教科の結果を利用する入学者選抜方式となります。本学部への入学を希望する学生については、入学後の学修に必要な知識・技能および思考力・判断力・表現力などの能力を評価するために、数学を必須の選抜科目としています。また、工学系大学として必要な知識である理科(物理・化学・生物)、入学後にグローバルな視野を持つためには外国語、特に英語の修得が肝要であり、各学科の工学専門科目を学修する上で、英文の読解や英語を使用した表現記述も必要なことから英語、多様な入学者とともに協働して学修するために必要なコミュニケーション能力および表現力について評価するために国語を選抜科目とし、理科・英語・国語の中から高得点の1科目を採用しています。以上の選抜科目の結果を通して、入学後の学修に必要な知識・技能を有しているかを総合的に評価します。
(5)一般選抜C共通テスト利用方式(4教科型)
当該一般選抜は、大学入学共通テストの4教科の結果を利用する入学者選抜方式となります。本学部への入学を希望する学生については、入学後の学修に必要な知識・技能および思考力・判断力・表現力などの能力を評価するために、数学と理科(物理・化学・生物)を選抜科目としています。入学後にグローバルな視野を持つためには外国語、特に英語の修得が肝要であり、各学科の工学専門科目を学修する上で、英文の読解や英語を使用した表現記述も必要なことから、英語を選抜科目としています。さらに、多様な入学者とともに協働して学修するために必要なコミュニケーション能力および表現力について評価するために、国語も選抜科目としています。また、幅広い知識と教養をもつ学生を受け入れる目的で、社会(地理歴史・公民)も選抜科目に含めています。以上の選抜科目の結果を通して、入学後の学修に必要な知識・技能を有しているかを総合的に評価します。
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜は、主として上記②および③の条件を重視し選抜する入学者選抜方式です。学校推薦型選抜には、(1)学校推薦型選抜(指定校制・公募制)、(2)学校推薦型選抜(付属高等学校等)基礎学力選抜・国公立併願方式、(3)学校推薦型選抜(付属高等学校等)付属特別選抜があり、それぞれの学校推薦型選抜において、入学後の学修に必要な基礎学力を有し、自ら考え行動・創造できる能力や工学的な専門知識・技術の修得、また、将来的にそれらを用いた持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組める人を選抜します。
(1)学校推薦型選抜(指定校制・公募制)
出願時に提出される高等学校において作成された調査書、入学者選抜当日に実施される小論文および面接を通して、入学後の学修に必要な知識・技能、思考力・判断力・表現力などの能力および多様な入学者とともに協働して学修する意欲を総合的に評価します。
(2)学校推薦型選抜(付属高等学校等)基礎学力選抜・国公立併願方式
日本大学付属高等学校等において実施される基礎学力到達度テストの結果および出願時に提出される日本大学付属高等学校等において作成された調査書を通して、入学後の学修に必要な知識・技能の到達度と多様な入学者とともに協働して学修する意欲を総合的に評価します。
(3)学校推薦型選抜(付属高等学校等)付属特別選抜
出願にあたり、本学部が提唱する「ロハス工学※」を理解し、次の(a)~(e)のいずれかの条件を満たすことが必要となります。
- (a) 地球環境に関するさまざまな問題を意識し、それらの解決に強い意欲を持っている。
- (b) 本学部の特徴ある研究を理解し、その研究分野に関する高度な知識を得たいと考えている。
- (c)「ものづくり」に夢と情熱を持ち、人間性豊かなエンジニアとして社会に貢献したいという強い意志を持っている。
- (d) 将来の活躍の場を海外と考え、日頃から、国際的な情報収集や語学力の向上に努めている。
- (e) スポーツ・芸術・文化活動、ボランティア活動、資格取得などにおいて、充実した達成感を持っており、多様な人々と協働して学ぶ意欲がある。
また、日本大学付属高等学校等において実施される基礎学力到達度テストを受験した者の中から、出願時に提出される高等学校等において作成された調査書、入学者選抜当日に実施される小論文および面接を通して、入学後の学修に必要な思考力・判断力・表現力などの能力および多様な入学者とともに協働して学修する意欲を総合的に評価します。
総合型選抜
総合型選抜は、主として上記②および③の条件を重視し選抜する入学者選抜方式です。出願にあたり、本学部が提唱する「ロハス工学※」を理解し、次の(a)~(e)のいずれかの条件を満足する必要があります。
- (a) 地球環境に関するさまざまな問題の解決に強い意欲を持っている。
- (b) 本学部の特徴ある研究を理解し、その研究分野に関する高度な知識を得たいと考えている。
- (c)「ものづくり」に夢と情熱を持ち、人間性豊かなエンジニアとして社会に貢献したいという強い意志を持っている。
- (d) 将来の活躍の場を海外と考え、日頃から、国際的な情報収集や語学力の向上に努めている。
- (e) スポーツ・芸術・文化活動、ボランティア活動、資格取得などにおいて、充実した達成感を持っており、多様な人々と協働して学ぶ意欲がある。
また、入学を希望する学科の専門分野を学修する上で必要となる思考力・判断力・表現力などの能力と本学部への進学に対する意欲を評価するため総合型選抜第1期(プレゼン型)及び総合型選抜第2期(模擬授業型)を実施し、「ロハス工学※」に強い関心を持ち、論理的思考力を有し、課題の解決に柔軟に取り組める人を選抜します。
外国人留学生選抜
本学部への入学を希望する外国籍を有する者を対象とし、上記①~③の条件をバランス良く満たす者を選抜する入学者選抜方式です。入学後の学修に必要な知識・技能・思考力・判断力・表現力などの能力および多様な入学者とともに協働して学修するために必要なコミュニケーション能力並びにカリキュラムの学修に必要な日本語能力を評価し、入学の適否を総合的に判断し選抜します。
帰国生選抜
外国に在住し、本学部への入学を希望する日本国籍を有する者の他、日本における在留資格「永住者」を有する者又は「特別永住者」の学生を対象とし、上記①~③の条件をバランス良く満たす者を選抜する入学者選抜方式です。入学後の学修に必要な知識・技能・思考力・判断力・表現力などの能力および多様な入学者とともに協働して学修する意欲を評価し、入学の適否を総合的に判断し選抜します。
編入学試験
出願要件を充足し、本学部への編入学を希望する上記①~③の条件をバランス良く満たす者を選抜する入学者選抜方式です。入学後の学修に必要な知識・技能・思考力・判断力・表現力などの能力および多様な入学者とともに協働して学修する意欲を評価し、入学の適否を総合的に判断し選抜します。
また、日本大学短期大学部(船橋校舎)を卒業見込みの者で第2学年前学期までのGPAが2.0以上の場合、筆記試験を免除します。
転部試験
日本大学通信教育部に在学し、本学部への転入学を希望する上記①~③の条件をバランス良く満たす者を選抜する入学者選抜方式です。入学後の学修に必要な知識・技能・思考力・判断力・表現力などの能力および多様な入学者とともに協働して学修する意欲を評価し、入学の適否を総合的に判断し選抜します。
学科
土木工学科アドミッション・ポリシー
本学部及び本学科のディプロマ・ポリシー並びにカリキュラム・ポリシーに則り設置したカリキュラムを学修し、土木工学の分野において将来活躍する上で必要な知識・技能の修得を強く希望する者を、本学部が定めたアドミッション・ポリシーに基づく各選抜方式により求めます。
建築学科アドミッション・ポリシー
本学部及び本学科のディプロマ・ポリシー並びにカリキュラム・ポリシーに則り設置したカリキュラムを学修し、建築学の分野において将来活躍する上で必要な知識・技能の修得を強く希望する者を、本学部が定めたアドミッション・ポリシーに基づく各選抜方式により求めます。
機械工学科アドミッション・ポリシー
本学部及び本学科のディプロマ・ポリシー並びにカリキュラム・ポリシーに則り設置したカリキュラムを学修し、機械工学の分野において将来活躍する上で必要な知識・技能の修得を強く希望する者を、本学部が定めたアドミッション・ポリシーに基づく各選抜方式により求めます。
電気電子工学科アドミッション・ポリシー
本学部及び本学科のディプロマ・ポリシー並びにカリキュラム・ポリシーに則り設置したカリキュラムを学修し、電気電子工学の分野において将来活躍する上で必要な知識・技能の修得を強く希望する者を、本学部が定めたアドミッション・ポリシーに基づく各選抜方式により求めます。
生命応用化学科アドミッション・ポリシー
本学部及び本学科のディプロマ・ポリシー並びにカリキュラム・ポリシーに則り設置したカリキュラムを学修し、生命応用化学の分野において将来活躍する上で必要な知識・技能の修得を強く希望する者を、本学部が定めたアドミッション・ポリシーに基づく各選抜方式により求めます。
情報工学科アドミッション・ポリシー
本学部及び本学科のディプロマ・ポリシー並びにカリキュラム・ポリシーに則り設置したカリキュラムを学修し、情報工学の分野において将来活躍する上で必要な知識・技能の修得を強く希望する者を、本学部が定めたアドミッション・ポリシーに基づく各選抜方式により求めます。