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郡山市立守山小学校63名の皆さんが大学見学に訪れました

令和4年9月2日(金)、郡山市立守山小学校4年生63名の皆さんが大学見学に訪れました。
今回は、郡山市内の小学校で行われている『郷土を学ぶ体験学習』の一環として、工学部のロハス工学の学びを体験してもらうため、3つの班に分かれて、実際に見て、聞いて、体験しながら工学の面白さに触れていただきました。

土木工学科の『まちを守る技術』

1班は、土木工学科の大型実験装置の見学と実験を体験。トイレの水洗に使う水を花壇できれいにして再利用する『ロハスのトイレ』の見学では、どんな種が仕掛けられているのか興味津々の様子。実物大の『ロハスの橋』や全国でも数台しかない輪荷重走行試験機の見学では、どうやって壊れない橋を造るのか、大学生のお兄さん、お姉さんの話を真剣に聴いていました。道路舗装に使われるアスファルトの引っ張り試験も体験。想像以上に伸びるアスファルトにみんな驚きの表情。地震防災シミュレーション装置では東日本大震災と新潟中越地震の揺れ体験し、防災の大切さも学んだようでした。

 

機械工学科の『水の威力を学ぼう!』

2班は、機械工学科の流体力学の実験を体験。水の圧力で機械を切ったり加工したりするウォータージェットの実験を、モニターを通して見てもらいましたが、その迫力に圧倒されつつ、モニターに釘付けになっていました。実際に真っ二つに切断された機械を目の当たりにして、水の凄さを実感した様子。また、ウォータージェットガンを体験し、パネルに穴が空くほどの水の威力に大興奮!ペットボトルロケットの実験では、自分たちでペットボトルに空気を入れて噴射させ、どこまで高く飛ばせるかに挑戦!勢いよく空高くに飛んでいくペットボトルを見て、みんな感嘆の声をあげていました。

 

生命応用化学科の『暮らしに役立つものづくり』

3班はいろいろな化学実験とスーパーボール作りを体験。がん細胞の増殖を抑える薬剤を開発したり、がん細胞を見つける方法を生み出したり、化学のチカラで病気を治す研究に取り組む現場を見学し、いろいろな実験装置に触れてもらいました。宝石を作って顕微鏡で観察する実験も体験し、最後はみんなでスーパーボール作りに挑戦!水溶液にエタノールを加え割り箸で混ぜ、固まってきたら手のひらでボール状に丸めていくと、「あら、不思議!」。世界に一つだけのスーパーボールが完成!テーブルで弾むスーパーボールを見て、心も弾んでいるよう。みんな満面の笑みを浮かべていました。

生徒の皆さんからは、「面白かった!」という声が続々届きました。様々な実験を体験して、ロハス工学の魅力を感じていただけたのではないでしょうか。皆さんの中から、“未来を創るロハスエンジニア”が誕生することを心待ちにしています!

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