この度、建築学科の鈴木七緒さん(建築計画研究室/指導教員:浦部智義教授)が卒業設計で制作した作品『人の森:シェアステーション』が、第54回毎日・DAS学生デザイン賞 大学生の部「金の卵賞」の建築部門で入選を果たしました。この作品は情報やお金だけではなくモノやスキルの共有も行われるようになってきた現代、シェアリングエコノミーサービスの発展で生み出される「多様なシェア」社会に即した新しい公共施設を提案したものです。
部門応募数85作品の中から、見事入選18作品に選出されました。指導教員の浦部教授は、「従来にない空間だけに想像力を目一杯働かせながらも、具体的にスケッチ等を多用して空間やその平面・立体構成をスタディしているプロセスも垣間見られ、結果的に、そう的外れでない未来が感じられる設計提案になっている。タイトルにある「人の森」も、人々(木々)は同じものがなく多様で、そのつながりの濃淡(疎密)が魅力的な公の空間(森)をつくり出すといった、人・シェア・まち空間を連関して動かしているイメージを与えてくれる作品」と評しています。
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