福島県が誇る建築物について、イラストを交えて紹介するパネル展『巡回ふくしま建築探訪展』が、10月18日(金)から21日(月)に工学部キャンパス内にあるロハスの森「ホール」にて開催されました。
福島県土木部建築住宅課が主催したもので、大学生や一般の方々に建築業に興味を持ってもらうために開設した『ふくしま建築探訪』サイトで紹介している「ふくしま三ツ星建築」のイラスト約40~50枚をパネルにして展示。7月から12月にかけて県内10か所の市町村を巡る企画で、郡山市の会場となったのが本学部でした。ロハスの森「ホール」で学外のイベントが開催されるのは初めてのことです。工学部では19日・20日に北桜祭を開催しており、パネル展には学生のみならず一般の方々も多数見学に訪れていました。
最終日の21日には、イラストを描かれた画文家でBUNGANET代表兼編集長の宮沢洋氏も足を運んでくださいました。宮沢氏には昨年12月に学術研究報告会でご講演いただいており、その際にはまだプレ・オープン前のロハスの森「ホール」を見ていただきましたが、今回、そのホールでのパネル展示が実現し、深いご縁を感じます。親しみやすい画風でユーモア溢れる解説付きのイラストパネルは、内装も整備されたホール内の木の温もりに溶け込むように飾られ、まるで美術館のような趣を呈していました。宮沢氏にはホール内を見学いただくとともに、建築学科の浦部智義教授がロハスの森「ホール」建設の経緯や概要について説明しました。
3Dを使ったスライドと先ごろ『新建築』木造特集10月号に掲載されたロハスの森「ホール」の紹介ページをご覧いただきながら、特徴的な設計、縦ログ構法や水蓄熱空調システムなど導入された技術、今後の計画についても紹介。建築に造詣の深い宮沢氏はロハスの森「ホール」に感銘を受けられたようで、ご自身が運営するBUNGANETサイトにリポートを掲載してくださいました。近く、「ふくしま建築探訪」にもこの施設のイラストルポが掲載されるとのことで、大変楽しみです。
ロハスの森「ホール」の魅力を多くの方に知っていただき、ロハス工学への理解が深まることを期待しております。
★ロハスの森「ホール」のリポートが掲載された『BUNGANET』サイトはこちら
★『ふくしま建築探訪』サイトはこちらから