県警サイバー防犯ボランティアの3名の学びの成果が評価される
この度、情報工学科の学生3名が「第二回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」において全国第6位という好成績を収め、サイバー犯罪の被害拡大防止に貢献したとして、9月3日(火)工学部本館第一会議室において、福島県警サイバー犯罪対策課長賞の表彰を受けました。
表彰されたのは、情報工学科 林 隆史教授(情報基礎論・セキュリティ研究室)のもとで情報セキュリティやそのシステムを学ぶ3年生の木下 豪さん、楠美 新快さん、クラロス ミカエル銀河さん。3名は7月22日から29日までオンラインで開催された「第二回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」(主催:一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3))に出場しました。この大会はJC3の支援ツール「Predator」を活用して不正サイトを発見し無効化する件数を競うものです。県警からサイバー防犯ボランティアを委嘱された3人は学修の合間を縫って挑み、74件の不正なサイトを閉鎖(テイクダウン)させました。全国から133チームが出場する中、福島県警からは初の参加で見事学びの成果を生かすことができたのです。
福島県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課長 黒須 英昭氏より賞状を授与された3人からは「学んでいることが表彰されるのはとても嬉しい」「社会問題となっているサイバー空間の浄化に貢献できた」「3人で頑張ったことが報われて満足」などと感想を語りました。
彼らは引き続きサイバー防犯ボランティアとして普及活動に務め、サイバーパトロール等を通して、サイバー空間における規範意識の向上に協力していきます。
今後ますますの活躍を期待しています。
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