ICTを活用した最先端の土木工事現場に突入!
トンネルはこうして造られる!
8月2日(金)、土木女子の会に所属する1年から3年までの女子学生13名と建設現場に関心のある男子学生2名が参加して、『国道13号浅川トンネル工事』の現場を見学しました。
浅川トンネル工事は福島市の新しい都市軸として、福島都市圏の交通をスムーズにし、活力ある地域作りを実現するために福島西道路Ⅱ期工事事業の一環として行われているもので、現場は上下分離型トンネルの下り線(延長1,767m)となります。この日は、到着後すぐにトンネル内の発破作業が行われるということで、急ぎ工事現場に向かいました。施工を担当する(株)福田組の加藤敏氏(現場代理人)に誘導されながら、初めてのトンネル工事現場に突入です!
説明後、学生からもいろいろ質問させていただきました。掘削工事についての疑問や従事する技術者の資格についてなど、実際にトンネル工事がどのように行われているのか、興味津々といった様子でした。最後に、日本大学の卒業生である大道康晴工事所長から「トンネルには女性の神様がいる」という言い伝えや「今は女性の技術者もたくさんいるので、こうした現場にもぜひ興味を持ってほしい」という熱いエールを送っていただきました。
参加した学生からは「普段見ることができないトンネル工事の現場は想像以上に大きかったです。発破作業にも立ち会えて大変貴重な体験になりました!」「今までゼネコンへの就職は考えていなかったのですが、興味を持つきっかけになりました」「授業で発破掘削の動画を見たことはありましたが、実際に体験できて勉強になりました」と話しており、現場の迫力を肌で感じているようでした。
顧問の子田康弘教授は、「土木女子の会での様々な活動を通して、社会で活躍できる女性技術者を育てていきたい」と意欲を見せています。