理事長就任後工学部に初訪問、桜のロハスキャンパスを感じていただきました
4月10日(水)、本学の林 真理子理事長、大貫進一郎学長、大熊 智之常務理事、渡辺 美代子常務理事、ソコロワ山下聖美副学長、小堂 俊孝副学長の6名の皆さんが工学部キャンパスを訪問されました。
皆さんは、学生支援室からロハス工学センター棟、70号館の教室、五十嵐ホールを視察し、学生たちの普段の様子もご覧になりました。
ロハス工学センター棟では工学部が掲げる「ロハス工学」について岩城 一郎ロハス工学センター長より説明があり、台風で浸水被害を受けたロハスの家群跡地再生の経緯も報告しました。続いて建築学科浦部智義教授より、ロハス工学の視点に基づいて縦ログ構法を用いたセンター棟のデザインの特徴や機能、使われ方などについて紹介し、建築学専攻博士前期課程1年田端萌美さんからは「家具について」、素材の選定から学生主体で製作にあたってきた経過の報告も行いました。学生が計画段階から参加して進めてきたことに大変興味を持っていただき、たくさんの質問もいただきました。
70号館では、今月より導入された生理用ナプキン無料提供サービス『OiTr(オイテル)』サービスの設置状況をご覧になりました。日本大学初の設置ということもあり、導入に向けて女子学生と女子職員が協働してきた流れは大変好ましく感じられたようです。
その後はキャンパス内にある男子学生寮「バンデリアン郡山」へ。出迎えた寮スタッフや案内の寮生、たまたま通りかかった寮生とも気軽に言葉を交わされ、設備や自室の視察の間も学生たちと触れ合う様子は終始和やかな雰囲気でした。
学生食堂へと向かう一行を50周年記念館(ハットNE)で出迎えたのは、昼食をご一緒するオープンキャンパス実行委員会の面々の他に、突然の訪問を聞きつけた学生たち!にこやかに手を振っていただきました。
昼食会で懇談した学生たちは、自慢の学食メニューを紹介したり、学内でそれぞれが頑張っている活動を報告したりと、理事たちからさまざまな質問を受けて、ありのままの学生生活をお伝えしていました。食事をとりながらの懇談は時に笑いも起こる楽しい時間となったようで、学生と教職員との距離が近く、交流が盛んであることも大変良いことだと評価していただきました。
昼食会終了後は、隣接する日本大学東北高等学校へ移動。高校では合唱部の校歌披露を鑑賞され、図書室、アクティブラーニング室などの見学をしつつ、実際に勉学に勤しむ高校生や部活動に取り組む生徒たちと触れ合う時間を過ごされました。
限られたスケジュールではありましたが、ロハス工学を進める工学部の様子を肌で感じていただけたのではないでしょうか。学生たちも直接お話しすることで、日本大学の一員であることを再確認する良い機会になりました。