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サイクリング部快挙!!!「そうまエンデューロ」自転車部門でTOP3を工学部生が占めました

 6月4日(日)、相馬市において「そうまエンデューロ」が開催され、工学部学術文化サークル連合会所属のサイクリング部3名が1位から3位までを占める完全制覇を果たしました!福島復興サイクルロードレースシリーズ2023第2戦として、相馬市では初の開催となる大会。往復10㎞の大洲松川ラインを100分間で何周できるかを競う耐久レースで、自転車9部門に103名がエントリー。29歳以下のAクラスで茅野聖也さん(機械工学科2年:写真中央)が見事優勝しました。続いて2位には小林瑞宝さん(電気電子工学科2年:写真左)、3位には厚見空音さん(情報工学科3年:写真右)が入賞するという快挙です。3人の喜びの声を聞きました。

競技スキーでの大けがを乗り越えて初の優勝!自転車で結果を残す!!

 優勝した茅野さんは高校2年の冬にアルペンスキーの大会で左足半月板と前十字靭帯の負傷。手術とリハビリを経て、「大学では好きなことをやりたい」と自転車の世界へ飛び込みました。スキーの夏季トレーニングとしての経験はありましたが、昨年から地元群馬の自転車レースチームにも加入し、本格的に練習をスタート。サイクリング部でも活動を始めました。まだケガの影響が残り万全の体調ではないものの、過去3大会での雪辱を果たし、レースを制しました。

 「当日は晴天でしたが風が強く、うまくトップ集団に乗れたのがポイントでした」と語る茅野さん。「初めて優勝できて本当に嬉しい。親にも改めて感謝している」と結果を出せた喜びに浸っていました。

 同級生の小林さんはライバルと切磋琢磨した日々を思い出しながら1.2位の競り合いとなった終盤のデッドヒートを振り返りました。「努力が実ってちょっと泣きそうになってしまった。思ったよりも調子は良かったが、ラストで足がつってしまい抜かれた。それでも二人で勝敗を分けられたのは嬉しいこと」と笑顔を見せていました。

 サイクリング部の部長でもある厚見さん。レースを楽しむということを目標に走り切り、見事3位でゴール!昨年からレースに参加するようになり、今回で3回目の出場。「いい流れになってよかった」と満足そうでした。

 サイクリング部はこれまでレース出場主体というよりは、自転車で福島県内を観光することが多かったと語る部長の厚見さんですが、今後は活動の幅も広がっていきそうです。観光名所が多くてサイクリングに最適の福島県を満喫することも、競技に参加したい人が力を入れて練習することもできる、自転車を存分に楽しむ団体になりますね。

 2年生の二人の次の目標は、9月開催の福島復興サイクルロードレースシリーズ2023第7戦「ツール・ド・ふくしま」。今年の成果次第では来年からの実業団レースにも参戦したいと燃えています。今後のサイクリング部の活躍に注目です!