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日本大学東北高等学校にて工学部との高大連携による「ロハス探究プレゼンテーション大会」が開催されました

 日本大学工学部は、日本大学東北高等学校との高大連携を推進し、生徒の皆さんに工学部の学びを深く知ってもらうために、工学部各学科の教員がファシリテーターとしてサポートする『ロハス探究活動』を実施しています。『ロハス探究活動』に参加する生徒たちは、各学科の探求テーマから自分の探求心をくすぐるものを選択し、クラスの垣根を越えた探究チームを形成。テーマに沿って身近なところから課題を見つけ、主体的に議論を交わしながら解決に取り組んできました。
 令和5年2月15日(水)、その成果を発表する『ロハス探究プレゼンテーション大会』本選が日本大学東北高校SAKURAホールにて行われました。本選に進んだ7チームは予選をくぐり抜けた各学科の代表チーム。会場にはIコース2年理系の生徒およそ240名が集まり、1年生は各教室でライブ配信を見守りました。
 審査員長の根本修克工学部長をはじめ、審査員として日本大学東北高等学校の佐々木稔校長、さらに工学部浦部智義学務担当など8名が参加。緊張感が漂う中、教員や生徒たちは発表者のプレゼンテーションに真剣に耳を傾けていました。
 7チームのプレゼンテーション終了後、浦部学務担当による『ロハス探究について』の講演が行われ、工学部が推進するロハス工学や探究していくうえで何が大切なのかを伝えました。
 講演後は審査員によって選ばれた学部長賞、学校長賞、学年主任賞、優秀賞と、生徒全員の投票により決定したオーディエンス賞の発表です。

 根本学部長は「学部長賞を受賞した生命応用化学科代表の発表は、しっかりと実験したこと、その様子を動画でわかりやすく見せているという点が評価されました。どの発表も遜色ない素晴らしい内容でした。ロハス探究活動が皆さんの今後の進路を考える一助になればと思います」と講評し健闘を称えました。

 学部長賞受賞の生命応用化学科代表チーム。メンバーからは「クラスが異なる仲間と同じ課題に取り組み、解決できたことはとてもいい経験。将来に結びつく実験ができたことは自分の自信になります」と感想もあり、同じ課題に向き合った共有感や満足感、そして仲間として一つのことを達成できた喜びが溢れていました。
 参加された高校生の皆さん、受賞おめでとうございました。

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