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自動車通学の学生を対象とした交通安全講習会を実施しました

安全運転で事故を未然に防ごう!

 令和5年度学生駐車場の使用許可申請及び自動二輪・原付バイクの登録に先駆けて、1月30日(月)に「県民の警察官」として2022年度表彰された郡山警察署の吉田英明警部補に来学いただき、交通安全その他交通についての講習会を行いました。工学部では、学部2年次生以上で住居が大学から片道2km以上離れている学生に対し、自動車通学を許可するとともに、交通安全講習会の受講を義務付けています。会場となったハットNE3階6232教室には、約150名の学生が集まりました。
 まず吉田警部補は、郡山警察署管内の交通事故の発生状況について説明しました。薄暮の時間帯、追突・出会い頭、特に交差点での事故が多いとのことです。それに向けた交通事故防止のポイントについて次のようにご指導くださいました。
 ①安全な車間距離
 ②ひかえめな速度
 ③こまめなライト切り替え
 ④シートベルトの着用
 学生たちは説明を聞きながら、改めて安全運転の心得を再確認していました。
 続いて行われたのは、KYT(危険予測トレーニング)。映像を見ながら実際に運転している感覚でリモコンを操作し、ブレーキをかけて事故を未然に防ぐ訓練です。数名の学生が体験しました。

 夜道に横断する高齢者、車道に飛び出す子どもや自転車、交差点での衝突など、様々なケースを疑似体験しながら、吉田警部補が解説する道路交通に潜む危険予測のポイントについて学んでいきました。また、万が一事故が起こった際の対応についてもご指導いただきました。
 実際にKYTを体験した学生は、「危険な状況の中でどれだけ早く判断できるかを視覚的に体験できて勉強になりました」と話していました。体験しなかった学生も「体験の映像を見て、いろいろ危険があることに気づかされました」、「より一層、気をつけて運転しようと思いました」と交通安全への意識を高めたようでした。
 学生の皆さん、車を運転する際は講習内容を思い出して、事故に遭わない、起こさないよう安全運転を心がけましょう。