3年ぶりに対面で行われ、活気溢れる研究報告の場となる
12月3日(土)、令和4年度第65回日本大学工学部学術研究報告会を開催しました。日本大学工学部工学研究所では、学術研究並びに教育振興を目的に、教員や学生が日頃の研究成果を発表する「学術研究報告会」を年1回開催しています。
ここ数年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催方法を「オンデマンド型配信」(学部内公開限定)として実施し、申込対象者は本学部部内者に限定していましたが、本年度は従来通り対面で行われ、校友にもご参加いただく中で、約220件の研究が報告されました。また、土木業界の第一線で活躍される荒井技術士事務所(舗装分野)代表 荒井明夫氏をお招きし、「組織の中で自己実現を果たすためには-数多くの社員を見てきて-」と題した特別講演も実施。これから社会人となる学生に向けて、組織の中で働くうえでの指針やアドバイスなど大変貴重なお話をしていただきました。
研究成果が発表された各部会の会場も活気に溢れていました。大学院生たちは、直接教員から意見やアドバイスを受けて、研究への意欲を高めていました。
教育に関する部会では、県内外の高校で教諭として活躍される工学部の校友が数多く参加し、高校教育の現状や課題、成果などを発表していただきました。会場では、活発な議論、意見交換も行われ、学術研究報告会を通して、校友にとっても有意義な交流の場となったようでした。