勇気ある行動で地域の防災に貢献
この度、土木工学科3年の城内海樹さん(左)、佐藤辰則さん(中央)、中鉢巧大さん(右)の3名が、4月6日に田村町御代田地内で発生した建物火災の初期消火活動に貢献したとして、郡山市消防署田村分署から消防協力者表彰を受けました。5月17日(月)、工学部本館3階第二会議室で表彰式が執り行われ、学生を含めた7名に伊藤勝浩郡山消防署長より感謝状が手渡されました。
火災当日、3名は車で移動中に小屋から火の手があがっているのを発見。急いで車を止めて火災現場に駆け付けるとともに、中鉢さんはいち早く携帯電話で119番通報、城内さんと佐藤さんは母屋に住む居住者に連絡し、水バケツや水道水などで初期消火にあたりました。近隣の方にも消火活動に協力いただき、消防隊が到着した時には、ほとんど火は消えており、怪我人もなく火災の被害を最小限に食い止めることができました。伊藤消防署長は、「今回のような一連の行動は、災害時における地域防災活動の在り方として、他地域の模範となるものであります。改めて皆さまの的確な判断と適切な行動に深く敬意を表しますとともに、心から感謝申し上げます」と述べられ、学生たちの勇気ある行動を讃えました。表彰を受けた学生たちも喜びを噛みしめながら、自ら行動することの大切さを感じていました。
■城内海樹さん(土木工学科3年)
「表彰いただき光栄に思います。火事を発見した時は怖いという気持ちはなく、ただただ必死でした。とっさに行動できたことがよかったと思います」
■ 中鉢巧大さん(土木工学科3年)
「消火活動はしているときは必死でした。このように表彰されて嬉しさとともに、改めて善い行いをしたのだなと実感しました」
■佐藤辰則さん(土木工学科3年)
「一生懸命行動することで、社会の役に立つことができてよかったです。これからも地域に貢献していきたいと思います」