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土木女子の会の1年生が『ロハスの池プロジェクト』を体験しました

土木女子の会×ロハスの池プロジェクト
水環境の研究に触れながら、土木工学の魅力を体感

10月25日(月)、土木女子の会の1年生5名が『ロハスの池プロジェクト』の研究活動を体験しました。土木工学科には、女子学生で結成された土木女子の会があり、先輩・後輩・卒業生の枠を越えて交流するとともに、土木に関わる様々な活動に参加しています。今回は、土木工学科の教員を中心に進めている、『古川池の持続可能な防災親水公園化プロジェクト(通称:ロハスの池プロジェクト)』の研究活動を体験しました。本プロジェクトは、阿武隈川の下流にある古川池の環境保全・整備を目的として、産官学民で取り組んでいる地域連携プロジェクトです。現在、水環境システム研究室(指導教員:手塚公裕准教授)と環境生態工学研究室(指導教員:中野和典教授)で、古川池第2池の設置した植生浮島の水質浄化能力の調査・実験を行っています。その研究の一端を土木女子の会で体験しました。

まず、手塚准教授がプロジェクトの概要を説明。水質汚濁の原因もついても解説。“勉強になります!”

体験をサポートしてくれる先輩たちの紹介。“先輩、よろしくお願いします!

いよいよ古川池に潜入。胴長隊は自力で、ボート班は先輩に引かれて浮島まで到達。“ボート漕いでも進みません!”

初めての胴長体験でテンションもMAX!“池の水圧で足が取られちゃいます!”

植生浮島内外の水を採取。 “水質の違いを見てみよう!”

透視度計を使って水の濁りの程度を測定。“浮島内の水は透明度が高く、外の方は濁っているのがわかりました!”

総合水質計を使って、池の状態をリアルタイムで計測!

水温・濁度・pH・溶存酸素・クロロフィルなどの計測データをパソコンで見ることができる。“水の研究って面白い!”

未知の体験をした学生たちは、「今まで知らなかった新しいことを学んで興味が湧きました」、「ボートも初めて体験して楽しかったです」、「透視度計の実験が面白かったです」「植生浮島の水がきれいで驚きました!」、「また、プロジェクトに参加したいです!」などの声が聞かれ、ロハスの池の研究活動を大いに楽しんでいたようです。
子田康弘教授は、「土木業界でも女性技術者の活躍が期待されています。この土木女子の会の活動を通じて、土木工学の魅力を発信していきたい」と話しています。今後益々、土木女子の会の活動に注目が集まっていくことでしょう。

研究体験ができて楽しかったです!(土木女子の会1年生5名と子田康弘教授)