10月17日(土),本学部50周年記念館大講堂にて,郡山市との共催で市民公開シンポジウム「第9回ロハス工学シンポジウム」を,新型コロナウイルス感染症防止対策のため,聴講人数を制限した来場とウェビナー(WEBセミナー)との併用で開催しました。
本学部は,昨年10月の東日本台風(台風19号)により浸水被害を受けたことから,「キャンパス強靭化プロジェクト」を立ち上げ,水害のメカニズムや学生の避難行動などの調査,研究を進めてきており,被災から1年経ったことを受け,「未曾有の大水害からキャンパスとその周辺を守るには?」をテーマに,これまでの研究成果の報告を行いました。
根本修克工学部長,品川萬里郡山市長の挨拶で始まり,プロジェクトリーダーを務める岩城一郎工学研究所長から概要報告があった後,本学部教員と学生による研究成果の発表,及び国土交通省東北地方整備局,郡山市の取り組みなどが報告され,大変有意義なシンポジウムとなりました。
「キャンパス強靭化プロジェクト」は,本年度中に最終報告を取りまとめる予定であり,本学部は,地域に根差した大学として,引き続き地域と連携し,地域の強靭化に向け,今後もさらにこのテーマを探求し,学生と教職員が一体となって,本プロジェクトを積極的に推進してまいります。
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