本講演会では、柿崎様より太陽光、水力、水素、風力など再エネの発電原理から国際的な再エネの位置づけ、国内の再エネの状況および福島県内の再エネ取り組み状況についてご紹介いただきました。
続いて、吉田様より風力発電設備の構造やメンテナス方法についてVR(バーチャル・リアリティ;仮想空間)を交えて分かり易くご紹介いただきました。質疑応答では学生から「風力発電設備の監視制御は点検用途以外に使用されていないのか?」との質問があり、点検用途だけでなく天候・風速などを計測して風力発電の制御にも利用されているとの説明がなされました。国が宣言した2050年のカーボンニュートラルの実現のためにも、再生可能エネルギーの利活用は非常に重要な課題となっています。今回の講演会を通じて、再エネに関する知識が参加学生の皆さんの今後のキャリア形成に役立つことを期待しています。