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工学部卒業生(文部科学省:油井敏和氏)による,高大連携推進講演会を開催しました!

12月3日(水),70号館号館7013教室にて工学部卒業生による高大連携講演会を開催しました。

本講演会では,学生の社会基礎力の一助として,卒業生が在学生にエールを送るとともに,卒業生と在学生の交流を深めることを目的として開催されており,今年度は,文部科学省初等中等教育局 教科書調査官 油井敏和 氏(平成8年度 建築学科卒業)を講師に迎え,「『未来を拓く教員の羅針盤』~母校工学部で培った人間性とつながり,次世代への挑戦~」と題してご講演いただきました。

講演では,ご自身のこれまでの経験を踏まえながら,工学の学びを教育現場で活かす具体策,教員という仕事で磨かれるビジネススキル,自身のキャリア形成・「羅針盤」の発見などについて,学生のペアワークを交えながら,お話しがあり,参加した学生もその言葉に頷きながら,熱心に聞き入っていました。

最後に,油井氏から学生へ「学校教育において,単に知識や技術を習得するだけでなく,他者や地域や産業界と連携・協働しながら,将来にわたり心身ともに豊かな生き方(ウェルビーイング)を追求していくことが重要」であるため,学生時代にいろんなことにチャレンジして欲しいと温かな応援メッセージが送られました。

参加した学生からは,「講演を聞く前,教員は忙しく大変というイメージでしたが,講演を聞いた後のイメージとして,教員は専門性を活かすことができ,将来をサポートする大切な職業だと思いました。」などの感想が寄せられました。

とても貴重な講演をありがとうございました。