「次世代モビリティ」と「水素エネルギー」で描く郡山の未来
【機械工学科・電気電子工学科×郡山市×BRJ株式会社】
【機械工学科・電気電子工学科×郡山市×トヨタ自動車】

12 月13 日(土)に,本学部ロハスの森「ホール」にて,地域課題解決型授業PBL「郡山で挑戦する水素を活用した新たなまちづくり」,「次世代モビリティと郡山で挑戦する新たなまちづくり」の合同最終報告会を開催しました。
学生たちは,福島県郡山市を舞台に「次世代モビリティ」と「水素エネルギー」という,これからの社会に欠かせないテーマで,地域課題の解決と新たな価値創造に挑戦してきました。
発表会では,郡山市の現状や課題を丁寧に分析したうえで,「本当に実現できるのか?」という視点を重視し,自分たちの生活と結びつけた実践的で具体的な提案が示されました。
社会で活躍されている講師の皆さまからは,「学生のアイデアに留まらず,地域課題を解決するための具体的なアプローチが感じられた」,「実装の可能性を秘めた提案が多く,すぐにでも試してみたい」といった高い評価をいただきました。
今回のPBL(課題解決型学習)授業は,“地域と密接に連携できる”地方大学ならではの環境を最大限に活かして実施されました。首都圏の大学では得難い,地域の方々との日常的な交流や,行政・企業との密接な協力体制が,学生たちの学びを深め,より現実的で質の高い提案へと繋がりました。これは,地域と共に歩む地方大学だからこそ実現できた成果です。
発表後には,講師を交えた学科横断の交流会も行われ,異なる専門分野を学ぶ学生同士が活発に意見をかわし,新たな視点や気づきが生まれました。
今回のPBLの実施にあたり,ご協力いただいた講師の先生方,そして関係の皆様に心より感謝申し上げます。学生たちの成長と貴重なアイデアは,皆様のご支援があってこそ生まれたものです。

この成果を糧に,学生たちが地域の未来を担う人材として活躍できるよう,継続的な教育と地域連携に取り組んでまいります。引き続き学生たちの活動にご期待ください!
なお,今回のPBL授業は,東北工学教育協会の工学教育に関する助成事業として採択されております。
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