①本体のステントをメッシュ状にし、培養液に浸したステントと細胞をディッシュ(皿)の中で共に成長させながら、ステントが細胞に与える影響を評価、解析、観察する。
②機械設計・加工の知識を活かして、学生が独自に試験用の培養装置を作成。温度37°C、CO2が5%、装置を振動させることで、培養液の流れを生じさせて体内環境を再現して実験を行うことができる
③研究に取り組む学生は、医療と機械工学を組み合わせた生体材料の開発に魅力を感じるという。一つひとつ問題を解決していく中で、エンジニアに必要な幅広い知識を身につけていく。
④体内の温度を模倣するための熱力学や金属の材料特性など、機械工学の知識が医療分野に大いに役立っている。今後は、金属を使って強度の高い骨細胞を人工的につくりだす研究にも挑戦していく。