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土木工学科
Department of Civil Engineering

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構造設計への興味から
土木工学を学ぶ
車田喜輝さんのストーリー

- 日本大学工学部および土木工学科を選んだ理由は?

日本大学工学部を選んだ理由は、高校時代の学校の先生が本学を勧めてくれたこと、
また実家から通いやすい立地であったことです。
高校生の時に、河川や湖沼の水質について学びたかったことが土木工学科を選択した理由です。

- 特に興味を持った授業や分野は?なぜ興味を持ったの?

興味を持った授業はコンクリート及び鋼材の材料の特性についての授業、分野は構造設計分野です。
構造設計に関しては、大学で勉強していく中で自分の肌に合った分野だと感じたこと。
また、それに合わせて、より材料ごとの性質を理解することが大事だと考え、
上記の授業を履修していたのですが、これがまた面白く、その中で大変興味を持ちました。

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My Story 土木工学科 車田喜輝さん03

- 今の研究室を選んだ理由は?

鋼材を用いた橋についてもっと知見を深めたいと思ったからです。
詳細に言うと、鋼材の橋の施工の前後、つまりは設計と維持管理に興味を持ったためです。

- これまでの学びを通して、成長したと感じるのはどんなこと?

日々の中で、道路や橋梁、河川など土木に関する構造物や自然環境を見ると、
綺麗とかかっこいいという抽象的な感想よりも、ここの構造がどうだとか配置がどうだとか、
土木の知見に基づく考えが先に浮かぶとき、良くも悪くも成長していると感じます。
このような現象は、学んで得た確かな基礎があって、培われた工学的な感性があるからこそ起こりうるものだと考えているので。

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My Story 土木工学科 車田喜輝さん05

- 将来の目標は?学んだことをどのように活かしていきたい?

将来は、地元福島県で、土木構造物の設計や維持管理についてのお仕事に従事したいと考えています。
学んだことを踏まえて、業務において、使用する皆様のことを第一に考えつつ、
周辺環境への影響や景観等、多岐に渡る要求項目に、多角的な視点と知識で、取り組んでいきたいと思います。

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Profile

土木工学科 車田喜輝さん

車田 喜輝さん
土木工学科4年 橋梁工学研究室

(福島県/郡山東高等学校 出身)

「 構造物の見方が変わります! 」

鋼橋の構造についてもっと知見を深めたいと思い、橋梁工学研究室を選びました。スパンを長くすることが可能かつ近代的で見た目も美しい斜張橋が特に好きな橋梁形式です。

高校生に伝えたい
工学部の魅力は?

本学は、大学で専門的な工学を学ぶ上で必須な、数学や物理、化学等の理系基礎科目を一年次に重点的に受講します。この基礎科目でわからない点を大学院の先輩に気軽に聞けるチューター制度があるので、文理や課程での縛りが緩く、間口が広いです。チューター制度のほかにも手厚い支援がたくさんありますので、高校時の勉強に不安がある方でも、安心して大学レベルの内容についていける利点があります。

1年次
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測量実習に苦労。
先生や工業高校出身の学友に学ぶ

高校が普通科だったので、専門科目、特に測量実習には苦労しました。そこで、先生方や工業高校出身の学友に積極的に協力を仰いだり、自分でも調べて勉強したりして、無事乗り切ることができました。

2年次
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専門科目に対して
苦手意識なく学べるように

より専門的な授業が増えて、つまづく場面も増えましたが、そのたびに深く調べ、学友と意見を交わし、時には先生方に教えていただきながら知識が身についていきました。 1年の時ほどは専門科目に対して苦手意識がなくなりました。

3年次
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2年生でしっかり学んだことで、
授業がわかる、面白い

学問的な知識と実際の事例、活用例が点と点でつながるようにリンクしていきました。これは2年の時にしっかりと学んだおかげです。授業が面白く、興味深いと感じて、意欲的に学修できました。社会基盤保全工学の授業が面白かったです。

4年次
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見えてきた将来への道。
4年間の集大成としての卒業研究を

橋梁工学研究室を希望したのは、インフラ整備、特に橋梁の維持管理に関わる仕事に就きたいと思ったから。そのためにも維持管理に必須となる材料の性質への理解を深め、研究し、4年間の集大成としての卒業論文という形にしたいです。

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Profile

紅林 虎太郎さん
土木工学科 2022年度卒業
(静岡県/島田工業高等学校出身)

就職先
中日本高速道路
株式会社

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- 日本大学工学部および土木工学科を選んだ理由は?

日本大学工学部では「ロハス工学」という健康で持続可能な生活と社会を実現させる工学があります。
その考えに共感を持ち、学んでみたいと考えたため、日本大学工学部を選びました。
また、高校では工業高校で土木を学んでおり、より深い学びを得るために土木工学科を選びました。

- どんな研究に取り組んでいましたか?

構造・道路工学研究室という主にコンクリート構造物を扱う研究室で、コンクリート舗装の研究をしていました。
具体的には、コンクリート舗装の高耐久化を図るために、石炭火力発電所から排出される副産物である
フライアッシュという材料を用いたコンクリート舗装の研究を行っていました。

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- なぜその研究に興味を持ちましたか?

大学生活で土木を学んでいく中で道路の仕事に興味を持ちました。
道路関係の会社に内定をいただき、道路関係の仕事を始める前に道路の知識を改めて深く学び、
どのような研究が行われているのか興味が湧いたため、コンクリート舗装の研究をしようと考えました。

- 研究や学びを通して、ご自身が成長したと感じるのはどんなことですか?

研究室では、研究のために多くの人が関わってくるため、先生や大学院生の方々だけでなく、
企業の方々と接する機会も多いので、コミュニケーション能力が身につきました。
また、構造・道路工学研究室では、月に1、2回ほど作業報告の場があるため、
資料作成やプレゼンテーションの能力が身につきました。

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- 将来の目標は何ですか。また、学んだことをどのように活かしていきたいですか?

現在日本の土木構造物は建設から50年経過した構造物が急増しており、老朽化が問題となっています。
この現状から私は高速道路を造ることではなく、守ることに特化した土木技術者になりたいと考えています。
また、大学生活を通して、知識のみならず、コミュニケーションの重要さを学んだので、
円滑に仕事を進められるようコミュニケーションを大事にしていきたいです。

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紅林さんが学んだ研究室はココ!

構造・道路工学研究室

教授:岩城 一郎 /
専任講師:前島 拓

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近年、コンクリート構造物の安全性、信頼性に対する信頼が揺らいできており、その合理的かつ効率的な建設や保全に関する技術開発が求められています。 そこで当研究室では、コンクリート構造物の安全性、耐久性の向上を目指し、新材料・新工法の開発や、対策の提案を行っています。研究は実験的手法をベースに、 高度な中にも実用化の方向性を見失わないものとすることを心がけています。こうした研究を通して、学生間の相互協力の下、様々なスキルを身につけ、人間性を養うことにより、これからの社会で通用する学生を育てたいと考えています。

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未来を創るロハスエンジニアに、キミも。
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