学部長挨拶

学部長挨拶

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工学部長 出村 克宣

工学は、自然界の真理を探究する科学(Science)と物質の性質や現象の原因を明らかにする理学を使って、モノをつくる方法や技術を生み出す学問です。つまり、人類がより豊かなで幸せに暮らすためのモノづくりに役立つための学問なのです。私たち科学者は、科学技術を進化させることをめざしているわけですが、それは目的ではありません。人々の夢や願望を叶えることが目的です。 では、人類にとって幸せな生き方とはどのようなものでしょうか。本学部では、その指針となる「ロハス(LOHAS: Lifestyles Of Health and Sustainability」をキーワードに掲げて、教育・研究・開発に取り組んでいます。「ロハス」とは「心と身体、地球にやさしい生き方」を意味する言葉であり、本学部はそのような生き方を支える技術を研究開発する「ロハスの工学」を推進しているのです。健康で持続可能な社会を実現していくことが目的であり、それが心の豊かさ、人類の幸せにつながるものと考えています。ロハスの家研究プロジェクトをはじめとし、各学科の教員等が世界に発信できる素晴らしい研究に従事して、学生諸君とともに新しい時代の工学技術の発展に尽力しています。 「環境が人を育てる」ともいうように、こうした「ロハスの工学」を学ぶにふさわしい自然に恵まれ、学習に集中できる環境の整った本学部で、皆さんは人としても、エンジニアとしても大いに成長することができるでしょう。 激しく変化する時代の中で、技術者が生きていくためには、常に新しい知識・能力を向上させていかなければなりません。その過程で重要なのは、大学時代の学習経験です。大学で学習に取り組むことによって、成長体験が蓄積され、学習が習慣化されていきます。その習慣が卒業後の学習を持続させ、社会人としての力量を向上させます。専門知識はもちろんのこと、語学力、社会経済に関する知識、対人関係能力、プレゼンテーション能力、マネジメント能力などを養う「学習の習慣」を、大学生活の中で是非身につけてほしいと思います。 また、日常の学習の中で、自分自身の目標を定めることも大切です。スポーツでの達成感と同じように、好きな専門分野の学びを通して、知る喜びやわかる喜びを体験することで、達成感を得ることができます。しかし、努力してもなかなか成果が表れないこともあります。そんなときは諦めず、どんなことでも100回または100日間継続してみてください。成長ベクトルは、努力を積み重ねた後から一気に伸びてくるものなのです。本物のプロになるためには「10,000時間の努力が必要」ともいわれています。努力を積み重ねていく「学習の習慣」は、社会に出てからも皆さんの大きな財産になることでしょう。そして、本学部での学びを通して、人と地球の未来のために貢献できる人材に育つことを期待しています。

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