日本大学工学部の建築学科を選んだ理由を教えてください。
幼いころからものづくりが好きだったことや東日本大震災と原発事故を経験したことで、高校卒業後の進路を考え始めた頃に建築に興味を持ちました。建築学科のあるいくつかの大学のOCに参加し、建築学科に進みたいと強く思うようになりました。もちろん日本大学工学部のOCにも参加しました。地元で唯一の工学部であり、実家から通学できることや、OCで出会った学生の印象がとても良かったことが理由となり、進学を決めました。
千葉智夏さん
建築学科卒業
振動システム研究室
福島県 尚志高等学校出身
幼いころからものづくりが好きだったことや東日本大震災と原発事故を経験したことで、高校卒業後の進路を考え始めた頃に建築に興味を持ちました。建築学科のあるいくつかの大学のOCに参加し、建築学科に進みたいと強く思うようになりました。もちろん日本大学工学部のOCにも参加しました。地元で唯一の工学部であり、実家から通学できることや、OCで出会った学生の印象がとても良かったことが理由となり、進学を決めました。
建築について幅広く学べることです。私はコース選択時に計画系のコースを選択しましたが、その後も構造・材料系の講義を自ら選んで受講することができました。そのおかげで、施工管理に興味を持つことができ、就職先が決まった後も施工管理に繋がる科目を学び続けることができました。また、入学してみて驚いたことは、講義の中で先生とお話する機会が多いということです。設計の講義では1対1でプランに意見をいただいたり、構造系の科目でもわからない問題を丁寧に教えてくださったり、先生との距離が近いことでより充実した学びに繋げることができました。
学部3年次
5月~7月 | 各種就活サイトよりインターンシップ応募 |
---|---|
各企業のマイページ登録 | |
就活支援サイト主催オンラインイベント参加 | |
県内の建設会社訪問(1日) | |
8月~9月 | 鹿島建設1DAYインターンシップ、構造設計事務所インターンシップ(3日間) |
10月 | リクルーター面談(鹿島建設)(面接まで月に1~2回の面接練習など) |
11月~12月 | 鹿島建設インターンシップ(3日間)、WEBインターンシップ(2社) |
1月 | SPI試験、鹿島建設1次面接 |
2月 | 鹿島建設2次面接、内々定 |
就職ガイダンスでは、1番初めに就職支援サイトの方から就活全体の流れやアプリを使ったエントリーの仕方の説明があり、就活をスタートする上で、とても役に立ちました。 就職指導課では、ESの添削を利用させていただきました。研究室の先輩や企業のリクルーターの方にも添削はしていただいたのですが、異なる視点からの意見をいただいたおかげで、新たな改善点を見つけることができました。工学部に限りませんが、就活中に感じた日本大学の強みは卒業生の多さです。インターンシップや面接対策など、就活中は様々な場面でOB・OGの方々にサポートしていただき大変心強かったです。
「人に温かい」という社風に魅力を感じたからです。鹿島建設のインターンシップなどで実際に社員の方と関わり、現場での職人さんとのやり取りも見たことで、本当に温かいと実感することができました。インターンシップの際に社員の方から聞いた「機械化は進んでも最後は人の手が必要となる」というお話が印象に残っており、多様な働き方が提案される現代で多くの“人”と仕事をする現場だからこそ、この社風の下で働きたいと思うことができました。また、活躍する女性社員が多いと感じたことや、長く働き続けられるような環境が整っていると感じたことも志望した理由の1つです。
採用の理由はわかりませんが、面接に向けた準備を進める中で、リクルーターの方には何度も面接練習やESの添削をしていただきました。その繰り返しの中で、施工管理や企業を志望する理由と自分の強みを常に考え、明確にしていったことが自信に繋がり、結果として内定をいただけたのだと思います。
ただ悩んでいる時間が長く、もったいない時間を過ごしたと後悔しています。行動を起こしてみると、たくさんの発見や次に繋がることに出会うことができ、悩むくらいならまずは行動を起こせばよかったと感じました。施工管理を目指すことをもっと早くにできていれば、SPIや企業研究にもゆとりが生まれ、学業との両立もより上手くできたのではないかと思います。
まずは一級建築士の資格を取得することです。そして、施工管理を行う監督としては、どの立場の方からも「一緒に仕事ができて嬉しい」と言ってもらえるようになることです。
私は就活を通して行動することの大切さに気付くことができました。就活の時期は大学生活の中で最も悩むことが多いと思います。その時には、自分で抱え込まずに研究室の先生や先輩に相談したり、インターンシップに行ったり、まずは行動を起こしてみてください。私は、行動を起こして初めて、施工の魅力を知り、入社したいと思う企業に出会い、前に進むことができました。大変な時期ではありますが、お体に気をつけて、悔いの残らないよう頑張ってください!
研究室に所属してからの日々です。コロナ禍で不本意なスタートをした大学生活でしたが、最後の1年間は、研究室のみんなと勉強・研究はもちろん、遊びにも本気になることができました。4年生は4年間で1番、思い出が多く、あっという間の時間でした。