諦めない気持ちが就活成功のカギに。
自然体で、素直に自分の気持ちを伝えよう

山川真依さん

情報工学専攻修了
次世代マルチメディアシステム研究室

神奈川県 カリタス女子高等学校出身

株式会社デンソーに就職
2025年4月入社

日本大学工学部の情報工学科を選んだ理由を教えてください。

情報工学専攻の理由:ソフトウェアの知識や技術は多くのサービスやモノに活用されており、その重要性はますます高まっていると言えます。そのため、今後の生活において必要不可欠で就職にも有利な専門分野領域であり、大学院に進学することによってさらに将来の幅広い選択肢ができると考えました。
日大工学部の理由:日大工学部の情報工学科のカリキュラムは基礎知識を網羅的に学ぶことができるためです。また、ある程度の知名度がある大学が良かったというのもあります。

工学部で学んで良かったこと、成長したこと、身についたことはありますか。

研究活動を通してコミュニケーション能力、特に伝える力が身についたと思います。研究発表の際には相手に伝えるスライド作りの能力が求められ、就職活動においても自身の研究内容を専門外の方に対してわかりやすく伝える必要があります。まだまだ成長の途中ですが、引き続き努力していきたいと思っています。

就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

大学院1年次

7月中旬 インターンシップへ申し込みするが不合格
10月初旬 秋冬イベントへの特別招待を受ける
12月上旬 本選考(早期選考)情報解禁
2月中旬 内々定
※各時期の企業へのエントリーは以下の通りです
夏季インターンシップエントリー:5社
冬季インターンシップエントリー:3社
本選考エントリー:3社

就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

日大は規模が大きいのでOB・OGも多いです。それにより就職活動中も相談に乗っていただくことができました。ES添削や面接対策など沢山のフォローがありました。

内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

もともとメーカー志望で、モノづくりを意識した研究をしてきたこともあり、特に日本の製造業においてトップである自動車業界に興味を持っていました。また業界の中でもトップの技術力を持つ会社に行きたいという思いがあり、世界で2位、日本で1位の売り上げを誇る企業であるデンソーが視野に入りました。
自動車メーカーのインターンシップに参加した際に、自分は車が作りたいのではなく、それらに必要不可欠なものを作りたい、モノづくりを支える立場を担いたいと思ったため自動車部品会社であるデンソーに決めました。

株式会社デンソー:新卒採用情報

就職活動を振り返って、成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

成功の決め手は、インターンシップに申し込んだ際に不合格でも諦めなかったことだと思います。私のように後から特別招待を受けることもあります。
面接時やインターンシップ中は自然体で、素直に、自分らしくいる事を意識しました。社員の方々に一緒に働くことを想像してもらえるような人になることや馴染むことを意識しました。これらのことが人柄を理解してもらうことに繋がり、内定をいただけたのではないかと考えています。

就職活動で失敗した経験があればお聞かせください。

夏のインターンシップに申し込んだ頃はスケジュール管理が不十分で慌ただしくなってしまいました。また最初からメーカーに絞っていたため、他業界を調査しなかったことも反省点だと思っています。IT業界は選考スケジュールが基本的に早めでした。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

自信が開発した技術や製品が実際に市場に出回り、日常で目にすることができれば、とても嬉しく、やりがいを感じると考えています。そのような大規模なプロジェクトに参加し、将来的にはプロジェクト全体をまとめられる人材になりたいと考えています。

後輩にアドバイスをお願いします。

諦めずに挑戦することが大切だと思います。最初で最後の新卒の機会を是非、大事にしてほしいです。また、素直な姿勢を大切にし、自分の思いや考えをしっかりと伝えることも大事だと思います。

日本大学工学部の魅力をあげるとしたら、何だと思いますか。逆に短所・デメリットに感じることはありますか。

魅力:OB・OGが沢山いらっしゃる事や就活を応援してくださる先生方が多く、相談できる環境があることです。
デメリット:地方にあるので、コミュニティ(情報)が閉鎖的になる傾向があると思っています。就活は情報があればスムーズに進めやすいと思うので、他のコミュニティを見つけて積極的に情報収集をしていくことが大切だと思っています。

最後に、工学部での一番の思い出をお聞かせください。

一緒に切磋琢磨できる仲間に出会えたことが一番の思い出です。時には支えあいながら、授業の課題、研究活動、就職活動を乗り越えて来ました。親身になって寄り添ってくれる友人や先輩、先生方のおかげで充実した学生生活を送ることができたと感じています。