卒業生や先生方、
工学部の手厚いサポートが就職の強み

堀井佑真さん

土木工学専攻修了
交通流解析学研究室

福島県 日本大学東北高等学校出身

株式会社櫻エンジニアリングに就職
2025年4月入社

日本大学工学部の土木工学科を選んだ理由を教えてください。

東日本大地震を経験した際、インフラの復旧が早かったために生活に支障をきたすことがあまりなく、たいへん助かりました。後にインフラに携わるのが土木技術者であることを知り、自分も人々の生活を豊かにしたいと思い、土木工学科を選びました。
大学院への進学は3年次の最初のころから意識しました。学部では、自分で課題を見つけて解決する能力を高めるようなことや、教授と密接に関われることをあまりしてきませんでした。それではもったいないという気持ちもありましたし、社会人になるにはまだ不安要素もあったので進学を決めました。
工学部を選んだ理由は、地元の大学であれば大好きな車が購入できるためです。

工学部で学んで良かったこと、成長したこと、身についたことはありますか。

様々な分野の先生がいるので、専門的な話や社会人になってからのマナーなど、ためになる話が多く聞けたことです。
大学院では研究室の先生をはじめ、一度働いてから教鞭をとられている先生方からもたくさんのことを教わりました。大学院ならではの学びだと思います。

就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

大学院1年次

6月 就職活動開始
6~9月 企業探索および説明会、インターンなどに参加
10月 工学部で開催されたふくしまインフラBASEにて先生から現内定先企業を紹介される
12月 現内定先企業に1週間インターン参加
1~2月 採用試験の勉強(技術士試験を模した試験)
2月末 内定

※企業説明会には5社参加

就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

・先生による企業の紹介
・採用試験の勉強を補助してくれた
・卒業した先輩たちと繋がりがあるので話を聞いたりできる
・企業説明会を頻繁に行なってくれる
・先生たちが親身になって支援してくれる

内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

コンサルに行きたい(設計系)+地元に貢献したい+学んだことを一生付き合っていく地域に還元したいと考えて、地場のコンサル系企業に数社行ってみました。
その中で内定をいただいた企業が一番話を親身に聞いてくれたので志望しました。
就活イベントではなく、工学部で開催された『ふくしまインフラBASE2024~福島のインフラを守る人たちの展示会』に参加して、こちらの企業を先生から紹介いただいたことをきっかけにインターンシップに行き、こちら1本に絞って試験に臨みました。

株式会社櫻エンジニアリング:採用情報

就職活動を振り返って、成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

大学院での研究とは異なる業務内容の企業だったのですが、仕事に対する熱意を買ってくださったと感じています。試験勉強と対策を万全にして臨んだことも良かったと思います。この企業は技術士試験の問題や論文に近いものを採用試験に取り入れているので、とにかく懸命に勉強しました。技術士の資格を持つ研究室の先生にいろいろと相談に乗ってもらえて、本当にありがたかったです。

就職活動で失敗した経験があればお聞かせください。

企業に対する質問などはもっと考えておくべきだったと思っています。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

福島県郡山市を住みやすい街にしたいという目標に向かって、実際に、郡山の建設コンサルタントの幅広い業務を通して、土木インフラにおいて必要な考え方や視点を掴み取りたいです。インフラ設計のエンジニアとして、地元に貢献していきます。

後輩にアドバイスをお願いします。

様々な企業の説明会に参加すべきだと思います。
大学で行われる企業説明会なども良いですし、私が参加したような企業の展示会もおすすめです。

日本大学工学部の魅力をあげるとしたら、何だと思いますか。逆に短所・デメリットに感じることはありますか。

メリット:先生と生徒がいい意味で距離が近いので気軽に相談しやすい
短所・デメリット:紙、手書きの書類が多すぎる

最後に、工学部での一番の思い出をお聞かせください。

自動車部の活動で出場した耐久レース
院進してからの研究室での生活