日本大学工学部の生命応用化学科を選んだ理由を教えてください。
高校生の時から興味を持っていた化学を、より深く学びたいと思ってこの学科を選びました。実験でものが反応して全く別のものに変わることが面白くて好きだったんです。オープンキャンパスで体験した実験が楽しかったことも後押しになりました。

鈴木杏奈さん
生命応用化学科卒業
酵素学研究室
福島県 須賀川桐陽高等学校出身
高校生の時から興味を持っていた化学を、より深く学びたいと思ってこの学科を選びました。実験でものが反応して全く別のものに変わることが面白くて好きだったんです。オープンキャンパスで体験した実験が楽しかったことも後押しになりました。
化学は化学でも、生物系や物理系などの様々な視点での化学の知識を学べたことが良かったです。
高校でも生物を選択していて興味があったので生物寄りの研究室を選びました。私が関わった研究はスタート段階のものなので、ここから後輩たちが引き継いでくれて、生物的利用をめざしています。試行錯誤の中でとてもやりがいがありました。
学部3年次
7月 | 説明会へ参加(約5社) |
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12月 | インターンシップ参加(1社:日用品メーカー)、SPI対策 |
学部4年次
2~3月 | 説明会参加(約10社) |
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4~6月 | ES提出(5社)、面接(3社:化学メーカー、製薬系) |
6月 | 内定(1社:第一志望) |
就活を何から始めれば良いのかわからず、就活ガイダンスに参加したことで就活の流れや自分が今取り組むべきことを把握することができました。ネットには情報が溢れすぎていて迷ってしまうことも多かったので、大学のガイダンスはありがたかったです。また、就活で感じた強みは卒業生の数が多いことです。インターンシップ先や内定した会社にも先輩社員がいて、とても安心感がありました。
地元福島にある大学で、学んだ知識を活かしたものづくりの仕事に携わりたいと考えていたからです。有機系の化学製品、有機ゴムの製品や農薬、衣料品の原料をつくっているので、いろいろな形になって世の中に出ていくことになります。幅広いものづくりに貢献する仕事に携われると思って志望しました。
面接練習に力を入れたことが成功の決め手だと思います。1次、2次面接ではオンラインが多く、画面越しだと温度感がつかめなくて、友人とzoomを繋いで話す練習を重ねて対策しました。
化学、製薬業界ばかり見ていましたが、視野を広げて他の業界も見るべきでした。振り返ってみると、可能性を自分で制限してしまっていたかもしれない、と思うようにもなっています。
希望しているのは品質管理職です。インターンシップで品質管理職と製造を担当して、品質管理が自分に合っているように感じて希望しました。大学で学んだ知識が活かせるのではないかと考えています。知識と経験を積んで、プロフェッショナルな人材を目指していきたいです。
様々な業界を見ることをおすすめします。社会人になったら、他の業界について知る機会が減っていくと思うので、就活という企業を知ることのできるチャンスに、最初は視野を広く持ち、多種多様な業界に触れて自分のやりたいことの選択肢を是非増やしてみて下さい。
工学部に限りませんが、日大出身のOB、OGが多く、就職に強いことは大きな魅力だと思います。短所は、大学近辺にファストフード店や喫茶店などの飲食店、カラオケといった娯楽が少ないことでしょうか。その分研究や学修に集中できる環境だとも思います。
酵素学研究室に所属したことです。菌の培養実験に何度も試行を重ねて成功した時の達成感は格別でした。研究室での一番の思い出です。菌がなかなか生えなくて苦労しましたが、培養がうまくいったときは楽しかったし、菌への愛着も湧いてきたくらいでした。「お願い、生えて!」っていうくらいなかなか言うことを聞いてくれなくて頑固。でも、たいへんだった分かわいかったです。