日本大学工学部の電気電子工学科を選んだ理由を教えてください。
電気電子工学は現代社会のあらゆる分野で活用されており、特に医療機器やロボット工学、再生可能エネルギー分野など、幅広い分野に応用できる点に魅力を感じました。日本大学工学部は実践的なカリキュラムが充実しており、専門知識だけでなく、実験や研究を通じて応用力を身につけられる環境が整っていると感じ、志望しました。
石田愛乃さん
電気電子工学専攻修了
生体生理工学研究室
福島県 郡山高等学校出身
電気電子工学は現代社会のあらゆる分野で活用されており、特に医療機器やロボット工学、再生可能エネルギー分野など、幅広い分野に応用できる点に魅力を感じました。日本大学工学部は実践的なカリキュラムが充実しており、専門知識だけでなく、実験や研究を通じて応用力を身につけられる環境が整っていると感じ、志望しました。
修士課程を通じて、論理的思考力とコミュニケーション能力が向上しました。研究室では学会発表やディスカッションの機会が多く、相手の意図を正確に理解し、自分の意見を論理的に伝える場面が多々ありました。企業の方に研究内容をプレゼンする機会を通じて、異なるバックグラウンドを持つ相手にも分かりやすく伝える力を磨くことができました。また、研究活動では課題に直面した際、問題の原因を特定し、論理的に解決策を考え、実行する力が鍛えられました。新しい知識を積極的に学ぶ姿勢も身につき、柔軟に対応する力が培われたと感じています。これらの経験を通じて、工学部での学びは技術だけでなく、社会で求められる課題解決力やコミュニケーション力の向上にもつながったと実感しています。
大学院1年次
5月 | マイナビプレエントリー・企業マイページ登録 |
---|---|
6月 | 25卒の情報解禁、インターン1次試験(SPI試験・ES提出) |
8月 | インターン2次試験(履歴書提出・面接) |
9月 | オリンパス技術系学生向け職場就業型インターンシップ参加(2週間)、白河オリンパス1day会社見学参加 |
10月 | 人事面談(インターンのフィードバックと早期選考案内) |
12月 | 早期選考面接、オファー面談(早期選考面接のフィードバック)、内々定 |
特に役立ったのは、指導教員に希望する会社で働く研究室のOBと繋いでもらい、研究室内で会社説明会を開いてもらったことです。これによって企業のリアルな情報を直接聞くことができ、具体的なイメージを持てました。日本大学工学部の強みとしては、OB・OGネットワークの充実や、指導教員のサポートが挙げられます。これらの支援を通じて、就職活動をスムーズに進めることができました。
地元福島に工場が2つ(白河・会津)あり、親しみを感じていた企業でした。オリンパスは「グローバル・メドテックカンパニー」を掲げており、メディカル(医療)とテクノロジー(技術)の融合によって社会に貢献できる点に強く魅力を感じました。生体生理工学研究室での再生医療や受精卵培養の研究を通じて、医療現場でドクターにはできない部分を技術が支えることの重要性を実感していました。そのため、オリンパスの持つ高い技術力によって「世界中の人々の健康と安心、心の豊かさを実現する」ことに貢献したいと考えました。
私の就職活動の成功の決め手は、「企業理解の深さ」と「主体的な行動」にあったと考えています。多くの社員の方と直接対話し、会社の価値観や文化を深く理解できたことが大きな強みでした。本社や白河工場で20?30人の社員と会話し、インターン後も上司や研究室OBと密に連絡を取ることで、会社のリアルな雰囲気を知ることができました。面接では、実際の業務や社員との関わりを通じて感じたことを具体的に伝え、志望度の高さを示しました。また、企業の求める人物像を理解し、それに沿ったアピールができたことも採用につながった要因です。さらに、研究活動を通じて培った「課題発見・解決能力」や「粘り強く取り組む姿勢」も評価されたと感じています。
就職活動で失敗した体験は特にありませんが、挙げるとすれば他の企業を全く見ないまま就職活動を進めてしまったことです。
世界中の人々が長く健康でいるために安心して医療を受けられるよう、安全で高品質なものづくりを通して世界に貢献できるエンジニアになりたいと考えています。まずは製品開発から市場に出荷されるまでをしっかり見た上で必要な知識を吸収し、高品質なものづくりには何が必要なのか答えを見つけたいと思います。高品質であるだけでなく、効率化や原価低減等のプラスアルファの付加価値をつけられるようにたくさん学びたいです。
技術職を目指す場合、どうしても修士卒が多いことを感じています。私の場合、修士の研究内容は業務と直接関係ありませんでしたが、学ぶ姿勢や取り組む姿勢を評価していただきました。ですので、後輩の皆さんには、研究内容が直接業務に関連していなくても、学ぶ姿勢や柔軟な対応力を大切にしてほしいと思います。また、就職活動の早期化が進んでいるため、自分から積極的にアクションを起こして情報を収集することが重要です。企業の説明会やインターンシップに参加し、早い段階から企業との接点を持つことで、より良い選択肢を見つけることができると思います。
日本大学工学部の魅力は、充実したOB・OGネットワークと指導教員の親身なサポートです。私は学部2年次の父母面談会での相談から研究の様子を間近で見る機会をいただき、医療工学に興味を持ち、大学院進学を意識するようになりました。先輩方との強い繋がりが就職活動やキャリア形成に大きなサポートとなり、指導教員が一人ひとりに対して親身にサポートしてくれるため、学業や就職活動において心強い存在です。
工学部での一番の思い出は、研究室で過ごした3年間です。研究室に入って初めて顕微鏡で受精卵を観察したときの感動や、培養の過程での試行錯誤は、今でも鮮明に覚えています。実験室で集中して作業している時間は、時間を忘れて、研究に没頭する楽しさを実感しました。