目標に向かって
突き進もう!
熱意が周囲を動かし、
強力なサポートを生む

早坂颯翼さん

機械工学科卒業
生体流体力学研究室

山形県 日本大学山形高等学校出身

東日本旅客鉄道株式会社に就職
2025年4月入社

日本大学工学部の機械工学科を選んだ理由を教えてください。

幼いころから新幹線を頻繁に利用していたこともあり、そのたびに線路の上を高速で快適に走る車両を眺め、興味を深めてきました。
はじめは列車の運行に携わる仕事に就きたいと考えていたのですが、幼い頃からものづくりをすることが大好きだったため、機械を勉強して車両メンテナンスをしたいと考えるようになり、機械工学科を選びました。新幹線そのものに触れる、メンテナンスに関わることを学ぶことができて、この学科を選んで良かったと思っています。

工学部で学んで良かったこと、成長したこと、身についたことはありますか。

実際に機械を用いた工作実習で、溶接や切削等を学びました。これらの技術は、エンジニアとして社会に出るために大切なことだと思うので、学ぶことができて大変良かったと思います。普通科の高校出身ですが、こういった専門分野の知識や技術も一から学べたので、しっかり身につけることができました。

就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

学部3年次

10月 インターンシップに参加(2社)※職種:機械設備
11月 企業の合同説明会(マイナビ主催)
2月 中旬書類選考/面接→インターンシップに参加※職種:車両
3月上旬 内定

就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

就職指導課でのSPI模試や、公務員講座などを利用しました。
公務員講座では、学んだことをSPIにも活かすことができたし、面接練習も行ってくださり、その経験が企業を受ける際に大変役に立ったので、利用して良かったと強く思います。

内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

中学1年生の家業体験という学校行事で、母親の職場であるJR福島駅を見学しました。その際、駅で活躍されている社員の方々の様子を目の当たりにし、列車の運行を支える仕事に就きたいと強く思いました。その時に感じた強い気持ちを胸に、就職活動を頑張りました。

東日本旅客鉄道株式会社:新卒採用情報

就職活動を振り返って、成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

自分の目標を早期に持って最後まで貫いた点だと思っています。
面接でも研究内容を聞かれたのですが、研究室を選ぶ際にも先を見据えていたため、流体が新幹線の運行に非常に密接な関わりがあることや、ドローンの静音について研究していることがドローンによる点検作業にも繋がるなど、実際の業務に直結する学びを修めているところもポイントになったと感じます。
また、インターンシップに参加していた時、授業の合間を縫って仙台から名古屋まで連日移動していたこともあり、大変でしたが目標に向かって突き進んでいたために苦ではありませんでした。
そのようなところが、企業の皆さんに選んでいただいた秘訣かなとも思います。

就職活動で失敗した経験があればお聞かせください。

どうしてもJRに就職したいと考えていたので、1年生のころからインターンシップに応募していました。当初は書類選考がなかなか通らず、挫けそうになることもありました。しかし、家族や先生のサポートもあり、最後まで挫けずにやり切ることができました。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

入社後は、車両整備の仕事を行う予定です。安全を何よりも優先し、絶対に事故を起こさないためにも、再確認を徹底し、すべての方に安全で快適な車両を提供したいです。
将来の目標は、乗って楽しい列車や、特別なラッピング車両などの企画や設計に携わること。列車を利用するお客さまに少しでも楽しんでいただける車両を提供して地域を活気づけたいです。

後輩にアドバイスをお願いします。

将来の夢や目標を持って行動することが一番大切だと思います。そして自ら動くことです。就職活動では、さまざまな不安や焦りなどがあると思いますが、これだけは譲れないという信念や自分の中での芯があると成功すると思います。最後まで諦めず、頑張ってください!

日本大学工学部の魅力をあげるとしたら、何だと思いますか。逆に短所・デメリットに感じることはありますか。

頑張ろうとする人、やる気のある人にはどこまでもサポートしてくれることだと思います。しかし、逆に頑張らなければどこまでも落ちていってしまいます。保護者面談会で相談に乗ってくださった先生方は、私のJRに入りたいという熱意をとても親身に支えてくださいました。

最後に、工学部での一番の思い出をお聞かせください。

北桜祭に、私の大好きな芸人さんであるゴー☆ジャスさんがきて、漫才を披露してくれたことです。入学して一年目での文化祭での出来事で、感動しました。