自分自身と向き合うことが
将来の道を決める第一歩になる

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金井 湧知さん

電気電子工学科卒業/半導体ナノテクノロジ研究室
(新潟県 北越高等学校出身)

東北電力株式会社に就職
2023年4月入社

日本大学工学部の電気電子工学科を選んだ理由を教えてください。

電車通学だった高校時代、電車の窓から見える一面に敷かれた太陽光パネルを見るたびに、これはどのように電気に変換しているのだろうと不思議に思い、電気電子分野に興味を持ちました。日本大学工学部のことを知ったのは、高校時代の部活動の顧問からの紹介がきっかけです。ホームページなどで情報取集しオープンキャンパスに参加したことで本学部を受験したいと思いました。

工学部で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか?

研究では様々な装置を扱っており、毎回決められた手順に沿って成膜や測定などをしています。しかし、正しい手順で測定しても装置が既定の数値に満たさないことが多々ありました。装置は長年使用されてきたこともあり、原因をつきとめるには様々な視点から検討実行の繰り返しが必要でした。結果、諦めずあらゆる角度からみる大切さ、装置の構造をより深く学べました。

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就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

3年次

5月
マイナビの企業説明会に参加
夏~
自己分析や企業分析、SPI対策を少しずつ行う
インターンシップに参加(1社)
1~3月
エントリーしたい企業を絞る(友人と集まり相談しあう)
2月末
現在の内定先の学校推薦枠を頂きエントリーする

就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

コロナ禍でしたが3年次から就職ガイダンスが複数回オンライン形式で開催され、就活の基本から面接対策などと段階を踏んで指導していただきました。エントリーシートや履歴書などの添削や添え状の書き方など丁寧に指導していただき自信を持って取り組めました。日本大学工学部は、数多くの先輩方がおり、その方々の過去の選考情報などがあるため詳しい選考内容がわかるのでとても役に立ちました。

内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

大学1年次、令和元年東日本台風によって自宅が停電、浸水被害にあった際、学んでいる電気電子分野の重要性を改めて理解し、この体験からインフラ業界に興味を持ちました。中でも東北電力株式会社は、地元である新潟・東北に密着し、社会インフラを支える企業として強い使命感や誇りをもって仕事ができることに魅力を感じたのです。この企業で働き、地域に貢献したいと思い志望しました。

東北電力株式会社:新卒採用情報

就職活動の成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

企業分析やSPI対策は進んで継続的に取り組むことができていましたが、自分と向き合う自己分析には抵抗があり進度がよくありませんでした。将来何がしたいのか、何を大事にして働きたいのかがわからないままだったのです。このままではどの業界で働きたいのかも決められないと気づき、自己分析を優先するようにしました。今までの人生を細かく振り返ったことで、自身の長所短所、どういうことを大事にして働きたいのかなどが明確になり、内定を頂いた企業さんとはミスマッチなく就職活動が終われたと思います。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

電気電子工学科で学んだ幅広い分野を活かしつつ、将来は地元新潟・東北発の新しい生活様式の実現に貢献したいです。カーボンニュートラル社会やスマート社会などの実現も目標です。これからは社会人として新しいことばかりだと思いますが、周りの方々とコミュニケーションをとり、物怖じせず積極的に挑戦して一歩一歩成長していきます。

後輩にアドバイスをお願いします。

就職活動はとても大事で人生に関わることなので、早いうちから自分自身と向き合うために自己分析を行ってください。一度だけではなく数回分析し、自分がやりたいことができる業界や企業に出会えるように、ミスマッチのないように就職活動をやり遂げてください。

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