早い段階で行動するために、
就活だってマイルストーンを設定!

画像1

細矢 和可子さん

建築学科卒業/振動システム研究室
(群馬県 高崎女子高等学校出身)

鹿島建設株式会社に就職
2023年4月入社

日本大学工学部の建築学科を選んだ理由を教えてください。

中学生の時テレビ番組で工学部を見たことが印象に残っていました。
施工管理技士になりたいと思っていたので、大学卒業後に一級施工管理技士や一級建築士の受験資格が取得できる学科だったからです。
また、自分の偏差値に見合う大学であったことも一つの理由です。

工学部で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか?

他大学では、入学後すぐに施工管理を目指すコースと建築士を目指すコースに分かれてしまうこともありますが、工学部は3年生になるまではコース別に取る授業が異なることがほぼありません。その為、建築について基礎的な知識を幅広く学ぶことができます。私は施工管理を目指していますが、最初からコースごとに授業が分かれないおかげで、施工管理にあまり関わりのない建築史や、製図についても学ぶことが出来ました。このことが現在取得を目指している一級建築士の勉強に役立っていると感じます。
確かに女子は少ないのですが、女子全体で仲良くなれてとても良かったです!

画像2

就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

3年次

4~7月
エントリーする企業の選定、情報集め。自己分析
6~7月
夏のインターンシップ開催情報の収集
インターンシップのエントリーシートの対策(オンライン1日・体験1日)
7~8月
夏のインターンシップ参加(5社)
エントリー参加(4社)
企業説明会参加(5社)
9月
企業のリクルーターの方と面談。 ※鹿島と清水
9~12月
秋のインターンシップ参加(4社)
エントリー参加(4社)※スーパーゼネコン
10~2月
リクルーターの方との面接練習、エントリーシートの添削(2社)
10~1月
SPIの対策
1月
エントリーシートの提出、SPI受験(2社)
2月
面接、内々定を頂く(2社) 就職活動を終える

就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

就職ガイダンスでは初回で就活の全体の流れと時期を説明してもらえたことが非常に役立ったと思います。また、就職ガイダンスは定期的に行われていて、色々な就活のアドバイスがもらえたので、今自分がすべきことが分かり非常に良かったです。その他には、自己分析ができるテストの受験を学校で申し込むことが出来ます。テスト結果が後日郵送で届き、自分の思考や価値観が客観的に分かり、自分の強みを見つけるために役にたったと感じています。
就活で感じた日本大学の強みは、OG、OBが非常に多いことです。様々な企業で活躍されている為、OB、OG訪問がしやすいです。内定を頂いた会社のリクルーターの方とも出会えたのは、先輩方がその会社で活躍されているおかげだと思います。

内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

社員の方の授業を受講する機会があり、現場に対する姿勢に非常に共感したことや、インターンシップや現場見学に参加して、企業の価値観に共感したこと。社員さん達の雰囲気からこの会社で働きたいと思った為です。また、私は就活をするうえで、最も大事にしていたのは、定年退職まで働き続けることができる環境が整っていることです。鹿島建設はこの点が非常に良かったことや、仕事内容が魅力的だと感じました。
企業としても常に先取りの精神があって、海外事業にも力を入れているので、この先も生き残れる会社だと信頼できました。

鹿島建設株式会社:採用情報

就職活動の成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

成功の決め手は早い段階で行動できたことだと思います。
採用していただいた理由は分かりませんが、自身の強みは初対面の方とも臆することなく話せること、施工計画を立てることが好きなことだと思います。
就活にもマイルストーンを設定し、逆算して計画を立てていました。

就職活動で失敗した経験があればお聞かせください。

面接でうまく自分の気持ちを伝えることが出来なかったことです。
相手の質問に合わせつつ気持ちも伝えるには、応用力が必要だと思いました。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

今は一級建築士の取得が目標です。大きい現場で働いてみたいという気持ちもあります。将来はより責任のある業務を担当してみたいです。

後輩にアドバイスをお願いします。

就職活動は他の人より早く行動することが何よりも大切です。また、自分の気持ちの全部を相手に伝えることは難しいですが、質問に対して簡潔に答えられるようにすることや、自分の気持ちを簡潔に表現できるようになると、とても良いと思います。
大学3年生からの約1年の行動次第で将来が大きく変わると思います。ぜひ頑張ってください。

最後に、工学部での一番の思い出をお聞かせください。

友達と助け合いながらテストと課題を頑張ったこと。忘れられない貴重な思い出です。振動システム研究室では、新幹線の通過時の70号館9階の揺れ方を計測しました。身近なことを深掘りする研究は、生活の中の小さな気づきの重要性を感じさせてくれました。

画像3