地域イノベーション戦略支援プログラム最終研究成果発表会が開催されました

 去る2月3日,福島市杉妻会館におきまして文部科学省 地域イノベーション戦略支援プログラム最終研究成果発表会が開催されました。当日は200名以上の方が参加され,再生可能エネルギーの利用と事業化に期待の大きさがひしひしと感じられました。また全国組織である「地中熱利用促進協会」の理事長と副理事長もおいでになり,展示ブースでは熱心に質問をされていました。発表会では太陽光,地中熱,風力など主要な技術開発に関する5年間のプロジェクトの成果が発表されました。中でも日本大学工学部が担当する一般住宅向け地中熱利用技術は一貫してプロジェクト全体を牽引し,常に先導的な成果をあげてきました。このことは文部科学省による審査においても大きく評価されました。研究開発担当者は、「研究開始から浅部地中熱利用の事業化ステージまでこぎつけることができたのは,工学部の皆様,地元から全国まで関連する企業の皆様そして郡山市や福島県ほか関係自治体の皆様のご支援のおかげです」としていました。地域イノベーションプロジェクトは今年度で終了となりますが,地中熱利用の研究開発は今後NEDO事業そして日本大学の社会実装事業などを中心にさらに幅広く展開されていく予定です。