令和6年度第67回日本大学工学部学術研究報告会を開催しました

 12月7日(土)、令和6年度第67回日本大学工学部学術研究報告会を開催しました。日本大学工学部工学研究所では、学術研究並びに教育振興を目的に、教員や学生が日頃の研究成果を発表する「学術研究報告会」を年1回開催しています。

 本年度は多くの校友の方々にもご参加いただく中で、215件の研究が報告されました。また、非電化工房代表で発明家の藤村靖之氏をお招きし、昨年発行された書籍「『地球の冷やし方』~ぼくたちに愉しくできること~」を題材にした特別講演を実施。非電化工房の長年の成果をもとに、地球レベルの問題となっている地球温暖化対策について自分たちで簡単にできるアイディアを紹介。機械や電気の知識がなくても実践できるユニークな方法で幸福度も上がる新しいライフスタイルを提案してくださいました。学生たちも興味津々といった面持ちで、藤村氏のお話に聞き入っていました。

 研究成果が発表された各部会の会場も活気に溢れていました。大学院生たちは、直接教員から意見やアドバイスを受けて、研究への意欲を高めていました。

38件の研究報告があった土木工学部会

21件の研究報告があった建築学部会

26件の研究報告があった機械工学部会

40件の研究報告があった電気電子工学部会

24件の研究報告があった生命応用化学部会

39件の研究報告があった情報工学部会

1件の研究報告があった総合教育部会(人文社会)

6件の研究報告があった総合教育部会(自然科学)

20件の研究報告があった教育に関する部会

 教育に関する部会では、県内外の高校で教諭として活躍される工学部の校友が数多く参加し、高校教育の現状や課題、成果などを発表していただきました。会場では、活発な議論、意見交換も行われ、学術研究報告会を通して、校友にとっても有意義な交流の場となったようでした。