価値観を確立させ、
自分の価値は自分で創りだそう

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柳堀 輝さん

情報工学科卒業/視覚応用画像システム研究室
(茨城県 土浦日本大学高等学校出身)

東芝デジタルソリューションズ株式会社に就職
2022年4月入社

日本大学工学部の情報工学科を選んだ理由を教えてください。

幼い頃から祖父のPCに触れる機会があり、PC上で何かを創り出すことに興味がありました。その頃からの夢を叶えるため、「システムエンジニア」という職種を志すようになりました。システムエンジニアといっても、コンサル・提案・要件定義・開発構築等、さまざまなフィールドがあります。その中で自分がやりたいことは何なのか、それを見つけ、実現させるために「必要な知識と技術を身につけたい」と思い、情報工学科に進学しました。

工学部で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか?

物事の本質・仕組みを理解することの重要性に気づけたことです。便利な現代社会では、深く理解していなくても、なんとなく使える・できることが多くあります。しかしそれでは「使えた」「できた」で終わりです。なぜできるのか、なぜ使えるのかを深掘りして考えることで、物事の本質と仕組みを理解し、それを発展・拡張させるきっかけを生み出すことができるようになります。工学部での研究や学びを通してこの重要性に気づくことができてよかったと思っています。

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就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

3年次
2/9 業界研究フェア(外部)への参加
2/15 業界研究合同セミナー(外部)への参加
2/26 東芝デジタルソリューションズを第一志望とする方針の決定
3/4  株式会社東芝 リクルーターの方と電話
3月2週目 工学部企業研究セミナーに参加(TDSL参加)
3/10 新卒採用セミナー参加
4年次
4/2  ES提出
4/7  OB・OGの方々と面接練習
4/8  ジョブ・マッチング(面接)
4/20 配属予約面談(面接)
4/20 内定

就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

情報工学科には就活においてかなり有力な情報を提供して下さる先生方が多くいらっしゃるので、早い段階から就活に関して相談することができます。私自身も所属する視覚応用画像システム研究室の先生に指導して頂きました。研究・就職活動、その他様々な面においてしっかりと指導して頂いたおかげで、とても成長できたと感じています。情報工学科には自分の可能性を広げてくれる環境が整っていて、入学して良かったと思います。

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内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

「システムエンジニアになる」という夢と、大学で学ぶ中で生まれた「情報工学の力で社会の何かを変えたい」という気持ちを組み合わせた結果です。生活にデジタル技術を持ち込むことによって、今まで不可能だったことを可能にすることに私は喜びを感じます。そして、その感覚を共有したい、もっとスケールの大きな世界で実現したい。そうした想いからシステムインテグレーションとIoT/AI事業を展開する、この会社を志望しました。

東芝デジタルソリューションズ式会社:新卒採用情報

就職活動の成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

面接で自分の考えや価値観を包み隠さず伝えられたことが大きな理由だと思います。就活での面接は通常「自分のことをよく見せたい、見られたい」という思考が働きます。しかしそれでは自分の本当の思考に反する場面が必ず現れ、受け答えに一貫性が損なわれてしまいます。そこで私は自己分析の段階で、自分が何者なのか、学生生活で何を得たのか、それをもとに社会の何を変えたいのか、などを含めた自身の価値観を明確にしました。そうすることで、面接時に自分の考えを矛盾なく伝えることができ、採用に繋がったと思います。

就職活動で失敗した経験があればお聞かせください。

SPIの対策です。自己分析や企業分析に多くの時間を割いていたので、SPIの勉強を始めるのが遅くなってしまいました。結果対策期間は詰め詰めの厳しい日程となってしまいましたので、SPIや適性検査などの勉強は早めに始めることをお勧めします。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

将来は、コンサル・提案から要件定義・分析まで基本的な業務内容を務め、お客様の経営課題に対して「どんな業務にどういったツールを適用できるのか」を確実に導き出せるようになることが目標です。お客様の視点に立ち「こんな解決策があったのか、こんなことができるのか」といった驚きを生み出していきたいです。情報工学科で学んだ知識と東芝グループ内外の技術や製品を融合し、お客様と共にひとつのソリューションとしての価値を創り出せる人間になりたいです。

後輩にアドバイスをお願いします。

就職活動は、いつ始まって、いつ終わるのかがわからないイベントです。そういう中であっても、自分自身の軸に沿った企業とのマッチングを図れた者に成功が訪れます。自分の価値は自分で創っていきましょう

最後に、工学部での一番の思い出をお聞かせください。

日常生活での友人とのおしゃべりや一緒に勉強したことなどです。キャンパス周辺で一人暮らしをしている友人が多く、軽いノリで遊びに行くこともあり、大変充実した大学生活だったと思います。