企業研究こそ就活の要 
明るさと礼儀正しさで面接の会話もスムーズに

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門馬 滉樹さん

建築学科卒業/振動システム研究室
(福島県 福島工業高等学校出身)

株式会社竹中工務店に就職
2022年4月入社

日本大学工学部の建築学科を選んだ理由を教えてください。

高校のころから建築を学んできて、より専門的な知識を身につけたいと考えたからです。構造設計の仕事に就きたかったので、力を入れている研究室があることも魅力でした。高校の先生から聞いた日本大学工学部が自然との共生を目指す「ロハス工学」にも関心があり、入学を決意しました。

工学部で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか?

建築の知識はもちろんですが、各都道府県から学生が集まっているため、社会人となるための礼儀や一般常識も学ぶことができました。

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就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

希望していた構造設計という職種は院卒しか採用が無いので、進学も考えましたが、「施工管理」も面白そうだと感じ、視野を広げて就職活動に取り組みました。

3年次
・12月 大手ゼネコンの会社説明会に参加 関心を持った3社のインターンシップに参加(大手は冬休みに2次選考がスタートしていて不利でした)
・1月 リクルーター面談開始 ESの添削開始
・2月 面接練習開始
・3月 3社にエントリー 3月末に第一志望の企業から内定 就活終了

※竹中工務店 エントリー試験と自己PR動画(自分の強みや入社後やりたいこと)→1月末~2月上旬SPI→一次面接(対面)→最終面接(東京で本社人事部長と対面)


就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

役立ったアイテムは、各企業のパンフレットと手帳です。オンラインで受けた面接対策も役立ちました。 リクルーターとの面談から学ぶことが多かったので、多くの先輩が各企業に在籍していることは日本大学工学部としての強みだと感じました。

内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

インターンシップに参加し、社員の方々の生き生きとした姿から他の企業にはない華やかさを感じて志望しました。

株式会社竹中工務店:採用情報

就職活動の成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

面接官との会話が決め手だったと感じます。明るさを大切に、質問に対してできるかぎり簡潔に回答し、いかに多くの質問を受けることができるかを意識して面接に臨みました。雪の中で撮影した自己PR動画の大胆な演出でも明るさを印象付けられたと思います。 厳しかった父や建築関係の仕事をしていた祖父の影響もあって、礼儀正しさや言葉遣いにも評価を頂けたようです。

就職活動で失敗した経験があればお聞かせください。

企業研究を十分に行わないまま、リクルーターの方に面接練習をお願いしてしまい、しっかりと回答することができずご迷惑をかけたことがあります。その経験から準備の大切さを学び、企業研究に力が入りました。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

一級建築士、1級施工管理技士の資格を取得し、現場所長を目指します。

後輩にアドバイスをお願いします。

就活で最も力を入れるべきことは企業研究だと感じています。志望動機や自己PRももちろん大切ですが、面接官よりも自分が詳しいはずの内容です。企業に関する質問に対する不確かな回答は企業研究の準備不足を露呈してしまい、面接を失敗させてしまいます。何よりもまず企業研究に力を入れましょう。

最後に、工学部での一番の思い出をお聞かせください。

1年生の時に参加した北桜祭です。翌年からはコロナウイルス感染拡大のために、最初で最後の学園祭となってしまいました。友人が出店した屋台の手伝いをしたり、とても有意義な楽しい時間でした。

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