公務員対策講座で仲間とともに万全の準備
諦めずに自分の気持ちを伝えよう

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吉田 遥さん

土木工学科卒業/環境生態工学研究室
(新潟県 新津高等学校出身)

国土交通省 北陸地方整備局に就職
2022年4月入省

日本大学工学部の土木工学科を選んだ理由を教えてください。

高校は普通科で学んでいましたが、大学のパンフレットを見て自分たちの生活の基盤をつくっているのは土木だと気づき、学んでみたいと感じたので土木工学科を選びました。

工学部で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか?

公務員を目指す仲間が多かったので、勉強を一緒にできたのが良かったです。分からない問題があっても先生に分かるまで教えていただくことができました。

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就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

2年次
4月→工学部の公務員試験対策講座を受け始める
3年次
8月→東北地方整備局や民間企業のインターンシップに参加する
12月→本気で公務員勉強を始める
4年次
6月→1次試験
7月→2次試験(面接、動画によるプレゼンテーション、集団討論)
   最終面接(対面)

就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

2年次から公務員試験対策講座を受講しました。NU就職ナビやCSNaviでは公務員試験の過去問題を数多く見ることができ、出題傾向を知ることができたので大変役に立ちました。

内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

民間企業や市役所、県庁、国土交通省のインターンシップや業務説明会を通して、国道や一級河川の整備に携わることができることに魅力を感じました。また、中でも災害時に現場で活躍するTEC FORCE(緊急災害対策派遣隊)の活動に興味を持ったからです。

国土交通省 北陸地方整備局:採用情報

就職活動の成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

多くの箇所を受験していたので面接対策も不十分な時が多々ありましたが、試験が終わるまで諦めずに、面接の場では自分が思う受験先の魅力を全部面接官に伝えることを意識して挑んでいたことがポイントだと思います。

就職活動で失敗した経験があればお聞かせください。

3年の12月頃から本気で勉強を始め、教養科目も専門科目も覚えることが多く、あまり取り組めない教科があったのでもっと早めに取り組めばよかったと感じました。 また、私は準公務員1箇所、公務員を8箇所受験して7月頃は1次試験の勉強と2次試験の対策やエントリーシートの提出などに追われ、時間も足りない状態だったので受験する箇所はできるだけ絞った方がいいと感じました。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

まずは仕事をこなせるように努力し、そして人としても成長したいです。

後輩にアドバイスをお願いします。

公務員でも民間企業でも就職活動を早く始めて損はないと思うので、早い段階で少しでも興味を持った企業のインターンシップや説明会に参加して情報収集をすると良いと思います。

最後に、工学部での一番の思い出をお聞かせください。

環境生態工学研究室に所属したことです。入学当初から興味を持っていた研究室に所属することができ、同じ目的を持った友人たちとともに研究できたことが1番の思い出です。

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