企業の方へ心からの想いを伝える
面接は夢を叶える第一歩

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平本 奈波さん

建築学科卒業/建築計画研究室
(神奈川県 麻溝台高等学校出身)

森平舞台機構株式会社に就職
2022年4月入社

日本大学工学部の建築学科を選んだ理由を教えてください。

ミュージカルなどの舞台を観るのが好きで、劇場に関することを学びたい、将来もこの世界に関わる仕事に就きたいと考えていました。日本大学工学部にはこの分野を専門的に研究されている先生がいらっしゃることを知り、建築学科に進みました。

工学部で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか?

全く無知であった建築という分野の奥深さを学びました。建築計画研究室で多目的ホールの建築計画に関する研究に取り組む中で、設計施工から維持管理・保守の重要性まで文化施設をトータルで考えることを学び、将来への夢が膨らみました。

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就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

大学受験の失敗を活かして、就活のスタートは2年の終盤3月頃でした。 コロナの影響で、就活は孤独との闘いでもありましたが、とにかくどこに出会いがあるかわからないという気持ちで幅広く多様な企業説明会に参加しました。 最終的には教授からご紹介いただいた企業とご縁があり、内定に繋がりました。

就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

就職指導課の存在は大きかったです。模擬試験を無料で受ける機会が何度かあり、SPIやエントリー試験の対策でもお世話になりました。

内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

元々志望していた業界であったこと、また大学での学びが活かせる職種であったためです。 卒業研究で実際に57か所の多目的ホールのデータを分析し、施設ごとに異なる舞台機構に惹かれました。生の空気感を楽しめるような、廻り舞台やセリといった大規模な仕掛けのある舞台をつくりたいという思いが強くなりこの会社を紹介して頂きました。

森平舞台機構株式会社:採用情報

就職活動の成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

早い段階から動いたため、余裕を持った活動ができたことは良かったと思います。 企業との面接には、会社のことをサイトの隅々まで調べて頭に入れて臨みました。話したいことをまとめる時間を持ち、自分の伝えたい想いも重ねつつ逆質問などもスムーズに行うことができました。

就職活動で失敗した経験があればお聞かせください。

ずっと一人で抱え込んでしまっていたことです。自分でどうにかしないと、という思いから、必要以上に自分を苦しめていた時期がありました。 また、「とりあえず」という気持ちで受けた企業とは、面接での話がかみ合わなかったと感じました。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

その時の感情に振り回されることなく、先を見据えた行動、思考ができる人になりたいと思っています。胸を張って生きていけるような、恥ずかしくない生き方をしたいです。

後輩にアドバイスをお願いします。

就活に限らず、何事も心に余裕を持つことは、とても大切なことだと感じます。 皆さんも何かに行き詰ったとき、辛いと感じたときは一度立ち止まって周りに助けを求めてください。

最後に、工学部での一番の思い出をお聞かせください。

工学部には他大よりも本当にいろいろなタイプの人が集まっていたと思います。出身が日大付属高校の人、専門学校や工業高校からの人、文系の人や国立大学を目指していた人・・・。最後の最後まで多くの方々との出会いがあり、とても濃い4年間を送ることができました。

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