自分のことをうまく伝える力が就活成功の決め手
工学部の就職支援を有効活用しよう

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佐藤 慎寿さん

電気電子工学科卒業/光工学研究室
(福島県 福島工業高等学校出身)

NECプラットフォームズ株式会社に就職
2022年4月入社

日本大学工学部の電気電子工学科を選んだ理由を教えてください。

高校で電気の授業を受けていくうちに電気電子の分野に興味を持ちました。高校卒業後は就職するつもりでいたのですが、3年間授業を受けていくうちにもっと専門的な知識を学びたいと感じ、日本大学工学部電気電子工学科への入学を決意しました。

工学部で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか?

自分が望んでいたとおり、電気電子の知識について幅広く学ぶことができました。また、授業内のグループワークや学生間の交流を通して、コミュニケーション能力が身についたと感じます。これらの知識やスキルは就職活動において、大変役立ったため、そこが一つ良かった点として挙げられると思います。

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就職活動のスタートから内定までのプロセスを教えてください。

3年次
・夏 企業研究や就活対策セミナーへの参加(就活スタート)
・1月 模擬面接や企業研究セミナーへの参加
・3月 志望する企業へのエントリー開始(エントリー数12社)、企業説明会への参加(7社)
4年次
・5月 内々定
・10月 内定

就活で役立ったアイテムや工学部の支援があれば教えてください。また、就活で感じた日本大学工学部の強みはありますか。

就活では、企業へ様々な書類を送る場面が多かったので、スキャナーやプリンターがすぐに使える状況だと便利だと感じました。 また、工学部からの就職への支援は大変手厚く、就活が本格的に始まる前に行われた模擬面接などに参加して良かったと感じています。さらに、就職ガイダンスもオンライン上で講師の方から丁寧な解説をしていただき、参加して良かったと感じています。強みとしましてはやはり多くの企業が参加する、工学部企業研究セミナーが印象に残っています。数日にわたって、自分の気になった企業の説明会に積極的に参加するだけで、就活に関する選択肢の幅が広がると思います。

内定した企業を志望したのは、どのような理由からですか?

ものづくりの仕事に携わりたいと考えており、中でも通信機器やICTの分野に興味がありました。私が内定を頂いた企業は、それらに特化した企業だったので、自分の興味と合い、さらに今まで学んだ知識を存分に活かせると感じたために志望しました。

NECプラットフォームズ株式会社:新卒採用情報

就職活動の成功の決め手や企業が採用を決めた理由は何だと思いますか?

私の場合は面接にたどり着く前に書類選考などで落とされてしまうことが多かったのですが、逆に面接までたどり着いた企業はすべて内々定を頂いています。就活が終わってから気づいたのですが、自分では気づいていなかった強みが、コミュニケーション能力と自己表現力の高さだったのかと考えています。授業のワークショップや研究室での交流を通して培った、自分のことをうまく伝える力が就活成功の決め手になったのだと考えています。

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就職活動で失敗した経験があればお聞かせください。

本格的に就活が始まって、実際に入社試験を受けてみると、今までの準備が甘かったなと感じました。中でも特に、SPIなどの学力試験は準備が足りず、就活中はそちらの対策に時間をかけてしまうことが多かったので、早めにしっかりと準備をしておくことが大事だと感じました。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

入社後は社内でいろいろな人に頼られ、尊敬されるような立派な社会人を目指して、日々の仕事に打ち込んでいきたいです。将来の夢としましては、ものづくりの仕事を通して社会をよりよく豊かにしていけるようなエンジニアを目指しています。

後輩にアドバイスをお願いします。

就活は早めに準備を始めた人ほど、自分が望む企業への内定を獲得できる可能性が高くなると思っています。もし目指している企業が既にあるのならば、早めに企業研究や試験の対策などに取り組むとよいと思います。そういった企業がない人でも、面接対策やSPIなどの学力試験対策などできることはたくさんあるので、ぜひ本格的に就活が始まる前にできることを見つけて、早めに取り組む事をおすすめします。

最後に、工学部での一番の思い出をお聞かせください。

4年間の学生生活を仲の良い友と楽しく賑やかに過ごせたことが、素直に一番の思い出だと感じています。