スピントロニクス研究室

電気電子工学科

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従来の半導体エレクトロニクスを超える
革新的新機能デバイスの開発に取り組む

石川 瑞恵 専任講師

電子が持つ「電気を流す性質(電荷)」と「磁石になる性質(スピン)」を利用したスピントロニクスデバイスの開発を進めています。半導体エレクトロニクスの課題となっている省電力化や超小型化、高速化を実現できる新規電子デバイス(SiスピンMOSFET)の開発では、世界最先端の研究成果を挙げています。

学生インタビュー

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画像3 梶山 大輔 さん
群馬県 桐生南高等学校出身


半導体分野のなかでも、最先端の技術であるスピントロニクスに魅力を感じ、次世代半導体デバイスの実現に向けた微細加工工程に関する研究に取り組みました。今後は、研究を通して身につけた半導体の専門知識を活かして活躍するとともに、自分が開発に携わった半導体デバイスが搭載された自動車やオートバイに乗ることが夢であり目標です。

就職先:東芝デバイス&ストレージ株式会社

4年間学んだこと

1年次

専門科目よりも数学や英語などの基礎教養科目が多く、出身校が普通科だったこともあって苦労はしませんでした。専門科目も普通科出身の生徒に合わせて基礎から教えてもらえるため、理解が追い付かない等のトラブルは一切ありませんでした。


2年次

本格的に電気の実験がスタートし、レポート作成の基礎を身につけるまでは苦労しました。難しいレポートの考察や専門科目もありましたが、友人たちと情報交換を行うことでつまずくことなく専門的な知識を身につけることができたと思います。


3年次

発展的な内容となり複雑になった実験に最初は苦戦しましたが、1・2年次に身につけた基礎知識が役に立ち乗り切ることができました。その他の専門科目も難しくなりましたが、実験同様に基礎を固めておけば対応することができたため単位を落とすことはありませんでした。


4年次

卒業研究がスタート。最初は使用する実験装置が多く混乱しましたが、回数と経験を重ねることでスムーズに研究を進めることができるようになりました。また、後期にはゼミ生に実験装置の使用方法を教える立場となり、「分かりやすく情報を伝える」という非常に重要なスキルを成長させる良いきっかけができました。

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