交通流解析学研究室

土木工学科

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多様なセンシングデータを融合解析し
安全で円滑な交通網を維持する

川崎洋輔 准教授

交通工学は社会インフラの計画と運用のために必要な学問分野です。本研究室では、交通、気象、地理情報、SNS、維持管理記録などの多様なセンシングデータを解析して、ネットワーク交通流の状態推定や災害時のモビリティ支援及び道路交通施設の維持管理に関する研究を行っています。

学生インタビュー

写真

画像3 佐藤 幹大さん
福島県 尚志高等学校出身


令和元年に起きた台風19号による郡山市の被害や交通影響について、多面的にデータを収集し、分析する研究を行いました。交通工学の知識とプログラミング技術を使って、災害時の交通課題を解決する。そこに大きな意義とやりがいを感じながら研究しました。就職しても学ぶ姿勢を忘れず、大学で得られた土木・交通工学に関する知識・技術をフル活用していきたいと思っています。

就職先:福島建機株式会社

4年間学んだこと

1年次

1年次の科目は⾼校の時の復習にあたる科⽬や、専⾨科⽬に⼊る前の準備段階の基礎科⽬であったため、普通科⾼校出⾝の⾃分でもついていくことができました。また、⼯業⾼校出⾝の友⼈とお互いの苦⼿な教科を補い合えたので、あまり苦労はしませんでした。


2年次

2 年次になると基礎段階の専⾨科⽬が始まります。しかし、1年次同様に友⼈と苦⼿な部分を補い合いながら勉強していたので、難易度は上がりましたが授業に遅れを取ることはありませんでした。⼤学⽣活にも慣れてきて、図書館などの学内設備を多く利⽤するようになりました。図書館利⽤により、勉強の環境を変えることは気分転換にもとても良かったです


3年次

科目内容が前年よりさらに専門的になり難しさを感じました。また、コロナの影響で講義の形式がオンライン授業となり、臨機応変に対応することが必要でした。先生との連絡はチャットになり、質問がしにくく感じたこともありました。友人ともなかなか会えませんでしたが、それまでの勉強の習慣から電話でお互いにアドバイスできたため、授業に遅れを取ることはありませんでした。


4年次

4 年次は交通流解析学研究室に配属されました。新しい研究室だったので、先輩⽅がいない状態で全てを⾃分たちが⽣み出していくことの⼤変さを経験しました。交通⼯学の知識やプログラミングの勉強、そして卒業研究と本当に忙しい1年でした。先⽣や仲間たちに恵まれて、忙しくも楽しく研究ができたと感じています。

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