視覚応用画像システム研究室

情報工学科

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人間の視覚特性をコンピュータで実現する
新しい画像処理技術の開発

田中 宏卓 専任講師

人間には複雑な照明環境でも対象を知覚する、優れた視覚特性があります。こうした人間の視覚特性を応用した新しい画像処理技術を開発する研究に取り組んでいます。世界中で普及が進むADAS(先進運転支援システム)の重要な要素技術である車載カメラを用いた画像認識にも役立つ技術です。

学生インタビュー

写真

画像3 柳堀 輝 さん
茨城県 土浦日本大学高等学校出身


情報工学科で学んだ情報工学の知識と、独自に取り組んだ映像制作の知識をかけ合わせたいと考え、カメラが捉えた映像データのブレ補正の研究を行いました。「なぜ?」を深堀りして考えること、そして物事の本質・仕組みを理解し、それらを発展・拡張させることの重要性に気づくことができました。目標は、デジタル技術で価値を創造することのできる技術者です。

就職先:東芝デジタルソリューションズ株式会社

4年間学んだこと

1年次

1年次は数学・物理等の教養科目が多く、普通科高校在籍時代の知識をそのまま活かせる場面が多くありました。専門科目に関しては初めて触れる内容も多くあったものの、新しいことを学ぶ楽しさを感じることができました。難しい課題でも、教授に質問したり友人と協力しながら進めることで、内容を理解することができました。


2年次

2年次は専門科目の割合が多くなり、課題提出までに多くの時間を要するようになりました。また、学業・仕事・バイトの3つを同時に行っていたことは大きな負担となっていました。毎週新幹線で移動するような生活を送っていたため、移動時間中も課題を進めるなど、様々な工夫により乗り切りました。2年次では授業内容の理解はもちろんのこと、スケジュール管理の重要性に改めて気付かされた1年間となりました。


3年次

3年次は社会情勢の変化により、すべての講義がオンライン受講となりました。 情報工学科はこのような状況にもいち早く対応し、自宅からでも快適に受講でき、レポート・課題の提出等も問題なく行うことができました。就職活動に関しては、ESの添削から記載する研究内容の考案まで、先生に親身になって指導して頂きました。所属研究室の先生に積極的に相談し、周りと比較して早めに就職活動を行っていたこともあり、早い段階で第一志望の企業から内定を頂く事ができました。


4年次

4年次では最後の授業の受講が完了し、「大学在籍中に取得すると決めた単位はすべて取得する」という自分なりの目標を達成しました。また、大学生活の集大成として、卒業研究に取り組みました。後輩から研究室の選び方・就職活動に関する相談を受け、自分の経験を踏まえてアドバイスすることも多くありました。

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