Home

【研究課題2】Active agingを支援する人に優しい診断治療機器の開発

「位相シフト法によるHaptic技術」をさらに応用して悪性脳腫瘍摘出術における術中腫瘍イメージング装置や術中脳組織硬度モニタリング装置の開発を行うとともに、ハイパーサーミアによる脳腫瘍治療やテラヘルツ波など先進的技術を利用した人にやさしい脳疾患等の診断治療機器の開発を目指す。また、侵襲性の少ない内視鏡下外科手術のためのニードル型超音波凝固切開装置、空気噴流を用いた柔軟物表面の硬軟や分布の計測システム、膝変形性膝関節症早期診断支援システム、尿失禁防止弁を開発する。

(1)卵子成熟がZP弾性率および卵子品質に与える影響

研究者/村山 嘉延

研究詳細 】【 研究成果パネル

(2)円筒同軸型電極によるマイクロ波ハイパーサーミア

研究者/道山 哲幸、鍬野 秀三

研究詳細 】【 研究成果パネル

(3)生体計測用テラヘルツ波分光イメージングシステムの開発

研究者/四方 潤一

研究詳細 】【 研究成果パネル

(4)正弦波空気噴流による柔軟物のヒステリシスループ挙動

研究者/横田 理、長尾 光雄

研究詳細 】【 研究成果パネル

(5)変形性膝関節症(膝OA)の早期診断を目指した計測支援システム構築に関する研究;センサと計測方法の開発

研究者/長尾 光雄、酒谷 薫、横田 理

研究詳細 】【 研究成果パネル

(6)回転磁石型人工括約筋の改良

研究者/遠藤 拓、山口 脩

研究詳細 】【 研究成果パネル

研究成果

平成26年度

課題2では、術中腫瘍イメー ジング装置、術中脳組織硬度モニタリング装置、空気噴流による組織硬軟計測装置の設計、テラヘルツ波によ る生体計測デバイスおよび電子回路の設計、ハイパーサーミアの条件検討、ニードル型超音波凝固切開装置、 膝OA早期診断支援装置、尿失禁防止弁の設計を行う。

Mission2 平成26年度研究成果


平成27年度

課題2では、術中腫瘍イメージング装置、術中脳組織硬度モニタ リング装置、空気噴流による組織硬軟計測装置、ニードル型超音波凝固切開装置、膝OA早期診断支援装置、 尿失禁防止弁の製作、テラヘルツ波による生体計測デバイスおよび電子回路の製作、ハイパーサーミアのモデ ル系での実験を行う。

Mission2 平成27年度研究成果


平成28年度

課題2では、術中腫瘍イメージ ング装置、術中脳硬度モニタリング装置、空気噴流による組織硬軟計測装置、ニードル型超音波凝固切開装 置、膝OA早期診断支援装置、尿失禁防止弁の動作確認・評価、テラヘルツ波顕微鏡システムの構築、ハイ パーサーミアの生体組織を用いた実験を行う。

Mission2 平成28年度研究成果


平成29年度

課題2では、術中腫瘍イメージング装置、術中脳硬度モニ タリング装置、空気噴流による組織硬軟計測装置、尿失禁防止弁、ハイパーサーミア、ニードル型超音波凝固 切開装置の動物実験、テラヘルツ波顕微鏡システムによる生体組織イメージングおよび膝OA早期診断支援装 置の実地性能評価を行う。

Mission2 平成29年度研究成果


平成30年度

最終年度では、各々の研究課題の成果を事業化することを重要課題として、課題1、課題2、課題3におけるモ デル実験、動物実験による研究成果からそれぞれ開発される試作品「ストレス・認知症診断システム」「脳血栓治 療用多機能型カテーテル」「ニードル型超音波凝固切開装置」「術中腫瘍イメージング装置」「術中脳硬度モニタ リング装置」「空気噴流による組織硬軟計測装置」「膝OA早期診断支援装置」「尿失禁防止弁」「次世代遺伝子・ 疾患診断蛍光プローブ」「アルツハイマー診断装置」「生体脂質・アミノ酸計測装置」「脳腫瘍治療用薬剤送達ナ ノ粒子」などについて、臨床テストや医療機器会社との共同研究により要素技術を含め研究成果の商品化を進 める。以上のような研究課題から生まれる先端的な医療機器については、早期に事業化に展開しながら独創的 な医療機器として世界に向けて発信する。また、外傷メカニズム研究における生体組織の動的挙動の解析や Haptic技術による細胞の物理学的特性の計測は、工学技術の生体へ新しい応用としての可能性を秘めており、 現在注目されているiPS細胞による再生組織の定量的な評価にも十分貢献できると期待されるので、このような 応用も視野に入れ研究成果の達成を目指す。

Mission2 平成30年度研究成果