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研究の成果・活動報告

本研究の学術的な成果として、「Haptic技術」と「光・超音波技術」を応用することによる脳と心の疾病予防・診断・治療法や医療機器、「インテリジェント蛍光性核酸塩基技術」やラマン分光法による新たな診断技術、新規脳腫瘍治療薬、高機能脳カテーテル等の創出が期待される。さらに、社会的な成果として、①高齢者の健康増進と疾病予防より社会参加が継続できる豊かな高齢者社会の創生、②医療格差解消と脳と心の健康保持により地域の活力を高め、被災者の精神的ケアによる復興の促進、③地場産業へ技術移転することにより地域経済が活性化し震災復興に貢献するとともに、海外でも通用する医療機器開発により日本経済に寄与、④新たに設置した臨床工学技士課程との連携による、医学と工学両分野に通じ高度な医療技術に対応できる研究者およびエンジニアの養成が期待される。得られた研究成果は、5年間で欧米誌への論文発表として約150篇、特許として約130件の出願を予定している。また、本研究から開発された試作装置を欧米の国際医療機器設計開発展示会(MD&M国際展示会)などに出展し、我が国の独走技術を紹介すると共に我が国の医療産業創出と雇用に貢献する。

研究成果報告