Mobility Lab

准教授:プラムディタ ジョナス

人の安全、健康および
快適さの向上を目指して

すべての人は安全で健康かつ快適な生活を求めています。人の安全、健康および快適さを向上するために、これまで様々な技術が開発されてきたが、時代や環境の変化に伴い、より高度な技術の開発が必要となってきました。当研究室では、実験とコンピュータシミュレーションを駆使して、人の安全、健康および快適さをテーマとした機械工学的研究を行っています。人の安全に関する研究では、事故による人体傷害の解析や事故データの分析を行い、高齢者の転倒・転落による骨折の発生メカニズムを調べ、骨折の予防や軽減に有効な対策を検討しています。人の健康に関する研究では、人工関節が人体や運動特性への影響を調査し、高齢者のモビリティを向上させるために、患者別に最適な人工関節や手技を明らかにしようとしています。人の快適さに関する研究では、脳賦活を計測して快音や握り心地を客観的に評価できる新たな工学的手法を開発しています。このように、コンピュータシミュレーションや機械学習などの最新のデジタル技術を用いて、より良い暮らしを実現させる研究に取り組み、活動しています。

研究テーマ
  • 人体傷害の予防・軽減
  • 医療インプラントの影響解析
  • 人間の感性の客観的評価
  • 事故データの工学的分析
  • モビリティの支援技術

実験設備・装置

  • 1.骨折のコンピュータシミュレーション

  • 2.医療インプラントの三次元モデル

  • 3.大腿骨物理モデル

  • 4.脳賦活の測定実験

  • 5.デジタル手部モデルによる把持再現

  • 6.小型引張試験機

  • 7.計算用ワークステーション

  • 8.3Dプリンタ

  • 9.大学院生の学会発表の様子

  1. 骨折のコンピュータシミュレーション
  2. 医療インプラントの三次元モデル
  3. 大腿骨物理モデル
  4. 脳賦活の測定実験
  5. デジタル手部モデルによる把持再現
  6. 小型引張試験機
  7. 計算用ワークステーション
  8. 3Dプリンタ
  9. 大学院生の学会発表の様子

機械工学は、安全、健康および快適な⽣活に役立つ新しい技術を生み出します。大学では様々な機械やモデルを作製し、ものづくりの醍醐味を味わうことができます。勉学や研究に一生懸命取り組めば、その時に得られたスキルや知識はやがて武器となり、社会に出てからも生き抜くことができるでしょう。大学の4年間は、無駄にせず、幅広い知識を学び、仲間を多くつくり、将来自分のやりたいことをみつけてください。

准教授:プラムディタ ジョナス