菅原 由騎さん 電気電子工学科3年(福島県/喜多方桐桜高等学校出身)

2022

高校に本学部出身の先生が大勢いたこともあって、工業の教員を目指していました。
その一方、最新の技術で生活を豊かにする、しかも持続可能性が高い研究や開発というものに興味があったんです。
無線送配電の技術も学んでみたかったので電気電子工学科を選びました。
日本大学はOBOGに社長が多いということに、もっと別な可能性を感じたのかもしれません。

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奨学金は一人暮らしの費用と学費のために必要でした。毎月定額が振り込まれることで、
心理的にも落ち着いて学業や課外活動に集中できます。

「日本大学工学部です」と誇らしく自己紹介するために、革新的な活動に取り組んでいます!可能性があるかどうか、という概念など持たずに、やろうと思えば何でもできるのが大学生の良いところ。この時間を有効に使って、行動して、探求していきます。とにかく興味の赴くまま進むと、どんどん世界が広がっていくんです。過去はアーカイブして未来へフォーカスしています。

立ち上げた起業サークル の活動の一つとしては、遊休農地活用の成功事例を福島県で創ることを目指して
ビジネスプランを構築。地元農家の方々に協力を仰ぎながらボランティアサークルの
メンバーも巻き込んで耕作放棄地を開墾し、「観光農園いなふぁーむ」をスタートさせました。

工学の知識を活かした独自の6次化商品や堆肥の開発まで実践、高校生の学外研修を受け入れるなど
教育的価値も付与していくこのプランは「ふくしまベンチャーアワード2023」(福島県主催)で
特別賞に加え2つの企業賞も受賞! 快挙を成し遂げました。今後は生産中心で
収益化に向けたステップに入っています。このプランを成功させて「福島モデル」として
全国各地に広めていきたいと考えています。

起業サークル設立のきっかけは、2022年度の「ふくしまベンチャーアワード最終選考会」に起業した工学部の中野和典教授が出場することで「特別な場所で会いたい」と思い、出会ったことです。自分の内なる関心に目を向けて突き進む、その意志が道をひらいてくれているんだなと感じています。

長期インターンで入社したロボットベンチャー企業で営業の必要性と自分との相性が良いことを実感しました。現在は退社し、個人事業主として起業しAIを使った環境教育プログラムの開発、小学生向けプログラミングの講師、自分も就活をしながら就活サービスの構築そしてもちろん学生の本分である勉学にも全力で取り組むことが楽しくて毎日が新規事業って感じです。

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FUTURE

「菅原由騎に会えて良かった」と言われるような人間になりたいです。 営業力のあるエンジニアとして、由騎の名の通り、世界を自由に駆ける騎士となって活躍する未来を切り拓きます!

高校生への
おススメポイント

非常にたくさんのOB・OGの方がいるので、自分が将来目指したいことを既に実現している方、ロールモデルとなる方々に会える確率が高いです。起業サークルが在ることもおすすめの一つです。気軽にOB・OGと交流できる機会を起業サークルで作っているので、ぜひ注目して見てください!

菅原先輩の「マイアイテム」

今だからこそ、書籍の重要性も感じています