
Profile
黒田 大翔さん
建築学科 2022年度卒業
(山形県/新庄北高等学校 出身)
就職先
大和ハウス工業
株式会社


- 日本大学工学部および建築学科を選んだ理由は?
私自身が山形県出身ということもあり、東北圏内の建築が学べる大学であったことと、
高い就職率を誇る強みを活かし、自分の将来に向けて、さまざまな選択が可能であると考えたためです。
- どんな研究に取り組んでいましたか?
主に建築設計に取り組んでいました。
4年次に4年間の集大成である卒業制作に取り組み、私の地元である山形県尾花沢市の銀山地域を舞台に、
産業遺構をテーマに持続可能な地域づくりに関する研究を行っていました。


- なぜその研究に興味を持ちましたか?
銀山地域の何気ない風景の中に溶け込んでいる産業遺構に着目しました。
道端に放置されている、成立ちが不明な遺構は、文明が発展していくと共に
かつての人々の営みによって地域を彩った重要な要素であり、
保全されている産業遺産と同様に地域に残す価値があるものであると考えました。
- 研究や学びを通して、ご自身が成長したと感じるのはどんなことですか?
相手にアウトプットするための表現力が身についたことです。
入学当時は、手描きでの作成が中心でしたが、学年が上がるにつれCADやAdobeソフト、
学内でのプレゼンテーションを通して、自身の作品を第三者に伝える上での表現力の質が向上したと感じます。
これは就職活動の際にも、伝えたい内容を取捨選択し、
できるだけ、端的に分かりやすく伝えることにつなげることができました。


- 将来の目標は何ですか。また、学んだことをどのように活かしていきたいですか?
目標は、自身の設計を通して多くの人々を豊かにできる空間を設計したいです。
私は、住宅系設計を志望していますが、将来的なビジョンとして、
この大学で学んだ知識を活かし一級建築士の資格を取得し、より規模の大きい建築物の設計にも携わっていきたいです。



黒田さんが学んだ研究室はココ!
建築計画研究室
教授:浦部 智義

様々な建築・都市空間における人の心理・行動と建築・都市空間構成要素との関係性を分析することで、建築空間の計画・設計に役立つ成果を目指しています。その中には、時代を経ても比較的普遍的なものから、ライフスタイルや価値観が変化に伴って、人が空間から受ける印象や空間における人の行動のあり方も時代によって変化する内容もあると考えテーマは柔軟に設定しています。
