元木 暁久さん(2022年度修了)徳島県/城東高等学校出身

日本大学工学部および学科・専攻を選んだ理由について教えてください。

高校生の頃、モノづくりを通して社会に貢献できる仕事に挑戦したいと考えていました。日本大学工学部では「健康で持続可能な生活スタイル」に関する講義や活動に積極的に取り組んでいることを知り、特に健康に関する知識を学びたいと考え、生命現象に関する研究が盛んな生命応用化学科を選びました。

大学に入って良かったこと、身についたこと(取得資格含む)は何ですか?

日本大学工学部では「健康で持続可能な生活スタイル」の実現に向けて、別の学科のことを学ぶ機会があるので、多くのことに興味を持てる点が良かったと感じています。 講義とは別に、自主的に語学を学べる機会もあります。私もTOEICに力を入れていました。

生命応用化学科で学んだ人体に関する生理現象の数々を、「もの」に反映させて設計していくのですが、社会に出て改めてその基礎の大切さを感じます。大学で経験してきた知識や研究かあるから、自信をもって開発を進めていくことができると考えています。

特にどんな学び(研究分野)に力を入れていましたか?

分子遺伝学と呼ばれる学問について精力的に取り組んでいました。分子遺伝学は、私達の体内で行われている生命現象のメカニズム解明を目的としています。私は浸透圧に関して、微生物を研究対象とした研究活動に日々励みました。

勤務先を志望した理由と現在の業務内容について教えてください。

私の夢は、人々の健康と食の楽しみを両立させる商品の開発に携わることです。より多くの人に手に取って頂ける環境で働きたいと考え、ヤマキ株式会社を志望しました。現在は、和食に欠かすことのできない鰹節や粉末調味料の設計と開発を行っています。

仕事のやりがいや喜びは何ですか?

私が携わっている商品をスーパーなどで目にした時に感動しました。また、提案した配合が採用されると、心の中でガッツポーズをしています。

今後の目標、将来の夢をお聞かせください。

和食文化の一つであるだしについては、海外での認知度がまだまだ低い現状です。海外でも日常的に使用してもらえる商品を開発することが今の目標です。