- 日本大学工学部および建築学科を選んだ理由は?
日本大学工学部の建築学科を選んだ理由は入学難易度と将来性のバランスが良かった事です。
高卒認定試験を受けることになった私にとって、地元で建築学科という
専門性の高い学科に行ける事はとてもありがたいことでした。
- 特に興味を持った授業や分野は?なぜ興味を持ったの?
今は建物の構造計算に興味があり、講義のコースもエンジニアリングコースという構造計算を主とするコースにしました。
最初は建物をデザインする事に興味がありましたが、大学で学修を進めていくうちにデザインそのものよりも
デザインと耐久性を両立させる事に興味が出てきたのが理由です。


- 今の研究室を選んだ理由は?
コンピューターを積極的に活用する研究室だった事が理由です。
特にAIを用いた建物の損傷状況の判断の研究を行っているという点が私にとって魅力的でした。
- これまでの学びを通して、成長したと感じるのはどんなこと?
探求心が大きくなったことです。
大学に通い始めてから読書量や挑戦してみる事が増えました。
大学での学びと交流は私に生きる楽しさを教えてくれました。

- 将来の目標は?学んだことをどのように活かしていきたい?
建築物を製作する側ではなく、その許可を出す側で働きたいです。
いくら面白い建物を設計しても許可が下りなければ作れません。
なので、学んだことを活かして法と設計者のやりたい事の間でバランスを取ってあげられるような管理者になりたいです。



Profile

田中 海十さん
建築学科4年
コンピュテーション応用力学研究室
(福島県出身)
「 大学生になって、
探求心が深まりました! 」
コンピュータを積極的に活用する研究室であり、特にAlを用いて建物の損傷状況の判断をするという研究は、私にとって魅力的でした。
高校生に伝えたい
工学部の魅力は?
日本大学工学部は福島県にあるので首都圏外でのんびり学べるのがいい所だと思います。就活だけのんびりし過ぎないようにすれば後は好きなことを頑張りましょう。

1年次

不安だった、
製図と友だちづくり。
授業は初心者でも安心
不安だったのが製図と友だちづくりでした。製図は図面ではなく図形を描くところから始まり、初心者の私でも授業についていきやすかったです。友だちづくりも自主創造の基礎という授業でのグループワークの時間が助けになりました。
2年次

多忙で充実の1年間。
専門的な授業が増えて楽しい
2年次になると、専門的な授業が増えて、課題も多くなりました。振り返ると、3年間の中で一番忙しかった年でしたが、1年次と比べると対面授業が増えた分、充実感もありました。スケッチの授業では慣れていなかったので少し苦労しました。
3年次

構造系の研究室に所属して
デザインと耐久性の両立をめざす
学修を進めるうちに、デザインそのものよりもデザインと耐久性を両立させることに興味を持ち始め、構造系の研究室に所属しました。ゼミナールでは構造解析をするためにプログラミングを学んだので、将来にも活かせます。
4年次

安全安心な建築物をつくるための
知識や技術を身につけたい
計算応用力学という分野なら、応用カ学、構造工学理論、数値解析法などの切り口から、面白いテーマを見つけることができます。安全安心な建築物をつくるための知識や技術を学び、将来は建築士や技術者をめざします。