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Profile

紅林 虎太郎さん
土木工学科 2022年度卒業
(静岡県/島田工業高等学校出身)

就職先
中日本高速道路
株式会社

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- 日本大学工学部および土木工学科を選んだ理由は?

日本大学工学部では「ロハス工学」という健康で持続可能な生活と社会を実現させる工学があります。
その考えに共感を持ち、学んでみたいと考えたため、日本大学工学部を選びました。
また、高校では工業高校で土木を学んでおり、より深い学びを得るために土木工学科を選びました。

- どんな研究に取り組んでいましたか?

構造・道路工学研究室という主にコンクリート構造物を扱う研究室で、コンクリート舗装の研究をしていました。
具体的には、コンクリート舗装の高耐久化を図るために、石炭火力発電所から排出される副産物である
フライアッシュという材料を用いたコンクリート舗装の研究を行っていました。

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- なぜその研究に興味を持ちましたか?

大学生活で土木を学んでいく中で道路の仕事に興味を持ちました。
道路関係の会社に内定をいただき、道路関係の仕事を始める前に道路の知識を改めて深く学び、
どのような研究が行われているのか興味が湧いたため、コンクリート舗装の研究をしようと考えました。

- 研究や学びを通して、ご自身が成長したと感じるのはどんなことですか?

研究室では、研究のために多くの人が関わってくるため、先生や大学院生の方々だけでなく、
企業の方々と接する機会も多いので、コミュニケーション能力が身につきました。
また、構造・道路工学研究室では、月に1、2回ほど作業報告の場があるため、
資料作成やプレゼンテーションの能力が身につきました。

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- 将来の目標は何ですか。また、学んだことをどのように活かしていきたいですか?

現在日本の土木構造物は建設から50年経過した構造物が急増しており、老朽化が問題となっています。
この現状から私は高速道路を造ることではなく、守ることに特化した土木技術者になりたいと考えています。
また、大学生活を通して、知識のみならず、コミュニケーションの重要さを学んだので、
円滑に仕事を進められるようコミュニケーションを大事にしていきたいです。

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紅林さんが学んだ研究室はココ!

構造・道路工学研究室

教授:岩城 一郎 /
専任講師:前島 拓

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近年、コンクリート構造物の安全性、信頼性に対する信頼が揺らいできており、その合理的かつ効率的な建設や保全に関する技術開発が求められています。 そこで当研究室では、コンクリート構造物の安全性、耐久性の向上を目指し、新材料・新工法の開発や、対策の提案を行っています。研究は実験的手法をベースに、 高度な中にも実用化の方向性を見失わないものとすることを心がけています。こうした研究を通して、学生間の相互協力の下、様々なスキルを身につけ、人間性を養うことにより、これからの社会で通用する学生を育てたいと考えています。

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