宮本 友紀さん(2023年度卒業)
茨城県/つくば秀英高等学校
就職先
株式会社日立社会情報サービス

日本大学工学部 情報工学科を選んだ理由は?
高校生のころからパソコンを使った作業が好きだったため、プログラミングなどにも興味があり、ぜひ勉強してみたいと考えていました。また、情報系を学ぶことで将来の選択肢の幅が広がると思い、情報工学科を選びました。
特に興味を持った授業や分野は?なぜ興味を持ったのですか?
画像系の授業です。自分たちが普段液晶越しに見ている画像が小さなピクセルでできていることや、実際その「1ピクセル」に触ることができることが面白かったです。授業で学んだ結果が、画像にそのまま表れるため、モチベーションにも繋がりやすかったです。
どんな研究に取り組みましたか?なぜその研究に興味を持ちましたか?
カメラを使用した視点推定の基礎として、PC上の視線位置を推定させる機械学習モデルについての研究です。「カメラからの視線取得」とも言えます。世の中には多くのタッチパネル形式サービスがありますが、腕を使えない人も使用できるサービスがあれば良いな、と、必要性を感じたからです。

これまでの学びや研究を通して、成長したと感じるのはどんなことですか?
プログラミングにおいて、どうしてエラーが出たのか、その原因を探る原因究明能力です。1年次にはわからなかった複雑な原因も、今はある程度考えれば見当を付けられるようになりました。コードリーディングやライティングを重ねたことで、プログラミングというものに慣れてきたのだと思います。
内定先を志望した理由をお聞かせください。
自分が一番能力を発揮できるのは「他人のために働くとき」だと思っているので、より多くの人のためになる公共事業などに関われる企業を選びました。
将来の目標は何ですか。また、学んだことをどのように活かしていきたいですか?
大学で学んだ情報系の技術だけでなく、大学時代のすべてで培ってきた対人能力や会話能力を生かして、相手に対して適切な提案を行えるシステムエンジニアになっていきたいと思っています。
大学・学科の魅力やメリット、高校生に勧めたい点を教えてください。
日本大学というネームバリューを利用することで、大学内だけでなく大学の外でも、やろうと思えばやりたいことがなんでもできる環境だと思います。また、日本全国から学生が集まってくるので、いろいろな人と関わる機会が生まれるのも大きな魅力だと思います。



宮本さんの
4年間の成長ストーリー
1年次
プログラミングに
苦戦する

プログラミングに興味を持ったことが情報工学科を選んだきっかけでしたが、初めてのプログラミングに躓くことが多々ありました。
2年次
画像系のプログラミン
グが楽しい!

徐々に授業が難しくなり課題も増える中、画像系のプログラムに触れ楽しさを実感。希望の研究室への配属をめざし勉強に励みました。
3年次
ゼミナール生として
課題に取り組む

知能画像システム研究室のゼミナール生として課題に取り組みました。正解のない問題の答えをどう導き出すか、その大変さを知りました。
4年次
人に支えられながら
就活・卒業研究を完遂

研究室の先生の面接指導のおかげで就活は無事終了。卒業研究もいろいろな人に支えてもらいながら、満足のいく研究発表ができました。
Pick up Laboratory

知能画像システム研究室
教授:加瀬澤 正
人間の脳にヒントを得た新しい情報処理技術を創出することを目的とし、視覚の機能を工学的に実現することに焦点をあてた研究を行っています。 カメラが捉えた物体が何であるのか、どのように動いているのかを判断する能力は、近未来のコンピュータに様々な可能性を与えることになるでしょう。究極の目標は、コンピュータに、我々人間を超えるような視覚機能をもたせることです。
研究室紹介HPはこちらから
