2021-02
2011年3月に発生した東日本大震災とその後に起こった原発事故により、福島県内には数多く木造仮設住宅が建設されました。2015年頃から仮設住宅の解体が始まり、様々な用途への再利用が進められていますが、今後、災害が起こった際に備え、どのような様式の仮設住宅をつくるべきかを考える必要があります。特に、我々が計画・設計・建設にかかわったログハウス型の仮設住宅の移設再利用についての計画や実践、そしてその検証を行い、役割を終えた木造仮設住宅の移設再利用についての可能性を探ります。他の工法も含め、解体・運搬・建設の工程から居住者への聞き取り調査まで行い、これまでの事例を徹底的に調べてデータベース化を目指します。
R3年度/ログハウス型仮設住宅の再利用等の現状整理や新規計画の立案
R4年度/前年度計画案の実践、ロハスの家群跡地利用プロジェクト等への導入の検討
R5年度/プロジェクト全体の検証・発展
①解体
②運搬
③建設
はりゅうウッドコンストラクション株式会社
田中 重夫
はりゅうウッドコンストラクション株式会社
久保田 悠人