今と未来の自分のために
失敗も成功もたくさん経験中!

建築学科3年


塩田 萌華さん (福島県立須賀川桐陽高等学校出身)

 高校で進路を考えたとき、母が建設業に携わっておりそこから建築士に興味を持ちました。オープンキャンパスのとき模型や図面を見るのが楽しく、先輩が建築に対して楽しそうに話をしている姿を見て、建築をもっと知りたいと思いました。そこで自宅からも通うことができ、「自主創造」という教育理念に魅力を感じた日本大学へ入学を決意しました。

高校での学び

数学の楽しさに気づいた高校時代

 高校では理系分野を得意としていて特に数学が好きでした。基礎を利用した応用の問題など、数式の意味を理解しながら問題を解くことに楽しさを感じました。また、クラス委員長の経験を通じてリーダーシップやコミュニケーション能力を身につけることができ、大きな成長へ繋がりました。建築においてコミュニケーション能力は必要不可欠です。その能力を高校の3年間で磨けたことはとても良い経験でした。

大学での学び

建築学に数学との共通点を発見

 大学では建築学に関する幅広い分野に興味を持ちました。例えば、設計製図の授業では自分の納得がいくまで試行錯誤を重ねました。その結果、完成した図面と模型を見る度に達成感と喜びを感じています。また、構造力学の授業も好きな科目の1つです。数式の意味を理解しながら1つの答えを導き出す思考過程が、高校時代から得意とする数学に似ています。多くの専門科目を修得するうちに、将来は建築構造に携わるエンジニアになりたいと考えるようになりました。

卒 業 後

失敗と成功を積み重ねて見つけた進路

 卒業後は構造設計事務所で働きたいと思い、今現在、就職活動に励んでいます。そして一級建築士、さらには構造設計一級建築士の資格を目指して勉学にも励む予定です。高校と大学での学びを通じて、私は"経験"という言葉がとても好きになりました。積極的に体感して、失敗と成功を積み重ねてきたからこそ、将来の進路が定まったように思います。将来のためにも、今しかできない経験をたくさん積み、私自身の成長に繋げていきたいと思っています。